高野山・京都旅行最終日。
私の目標は「八坂の塔」を見ること。見ると言っても、中には入ることはできませんので、本当に眺めるだけです。
母の目的は建仁寺の天井画「双龍図」を見ること。
二人の目標は、白川巽橋付近にあるわらび餅屋さんに行くこと。
なので、帰りの空港バスが発車する京都駅八条口の方へ移動してコインロッカーに荷物を預けて、近くの地下鉄の駅から四条を目指します。地下鉄の四条駅から祇園に向かう途中に四条大橋がございまして、鴨川を挟んだ対岸に南座が見えます。
建仁寺では、なんと俵屋宗達の「風神雷神」が展示。ただ、これ後で高精度のデジタル複製だとわかりました。
いや、おかしいと思ったんですよ。寺の中全部撮影OKっていうから。通常美術関係は劣化の関係からフラッシュ撮影は絶対禁止。撮影そのものを禁止するところも多いし、ガラスに入っててそもそも撮れない場合が多いです。なのに、ガラスにも入れない屏風絵を撮影できるって何なの?と思ってたわけですよ。複製ならとってもいいわよね~。
人が多くて面倒だから撮らなかったけど。
お気に入りは襖絵。
迫力満点の双竜。
生き生きとした「竹林七賢図」
どちらもこれまたデジタル複製ですが、良かったです。見ごたえありました。
法堂の天井に母が見たがっていた天井絵があるのですが、こちらは現代風すぎて私は好みではなかったですね。というか美術館で見たら素晴らしいと思うできなんですが、寺の仏様の上となると合わないんじゃないかと。斬新すぎてね。でもたぶん、何年も何年もたってお堂に馴染んで来たらまた違う感想を持つかもしれません。
建仁寺の庭はこんな感じ。
さてさて、建仁寺から八坂通りに出てそのまま八坂の塔を目指します。車がバンバン通る大きめの通りから少し大きめの交差点を境に道が細くなります。
そこから撮ったらこんな感じ。
この界隈では、新郎新婦が和装で撮影しておりました。撮影ポイントのようです。
突当りが八坂の塔ですが、拝観はなかなか困難のようです。(Wikipedia参照)
この、京都らしい風景を見たかったんですよね。
この後、昼食をとってから八坂神社に向かい、八坂神社から白川巽橋を目指します。
ぷらんぷらんと歩き、たどり着きましたのが
何となく見たことないでしょうか?この風景。火曜サスペンスだとかの2時間ドラマとか色んなドラマで京都の風景として映されることの多い場所になります。
そのせいか、二組もカップルが結婚の写真を撮影していまして、近くの神社「辰巳大明神」は撮ることができませんでした。実は巽橋の上でも撮影していたために川を撮影できなかったです。迷惑だけど・・・一生に一度の記念のお写真だからねぇ・・・しょうがないわね。
巽橋の真向かいに甘味処の「小森」さんがあり、昨日乗ったタクシーの運転手さんが教えてくださったので行ってみました。
京都らしいお座敷で出されるわらび餅はこちら。
わらび餅の触感が何とも言えません。黄粉と黒蜜の甘みも甘すぎず上品で美味しい。お土産もありますので、混んでいるときなんかはお土産でもいいので食してみることをお勧めします。ンマー
以上で目的を達成して旅行を終わりました。土産はこちら。
辻利で購入したお茶。
箱の中にお茶の淹れ方が書いてあるのでその通りに淹れましたら、やはり美味しいですね。出した後の茶葉もポン酢で食べたらおいしかったです。
そして、漬物屋さんで見つけた年代物の梅干。平成6年と7年物。
中身はこんな感じ。黒いです。
気になるお味ですが、6年物は塩味がきついですがまろやかで、7年は塩味は丁度いい感じでややキブイきもします。
お店には昭和54年くらいかな?のものも展示(売り物ではない)してありまして、お味が気になります。美味しいのかしら?
以上、長々とお付き合いありがとうございました!