謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

中村美律子 歌謡ショー(千葉市民会館)

 友人に誘ってもらい、演歌好きの母を連れて行ってまいりました。

 

 演歌業界は良く知らないのですが、前回行った北島ファミリーの歌謡ショーでも1部が地元歌手のショー、2部がタイトルロールの方のショーと言う構成がデフォルトなんですかね?

 

 ある意味、ご当地歌手が各地にいると言う事だと思うのですが、それって今はやりのご当地アイドルみたいだなぁと。ご当地アイドルを目新しいと思っていたのですが、実は新しくは無いのかもしれません。

 

 そんなわけで、一部は嶋あきら・橘みどり歌謡ショーでした。

 何度か聴かせていただいているのですが、おふたりとも聴かせる歌を歌いますね。みどりさんのお衣裳が素敵で黒金(だったかな)のドレスだったのですが、その品のある美しさに負けないのが素晴らしいなぁと感心しました。いや、やはりショーなので歌だけでなく視覚も楽しませるってのも大事だよね、と思うわけです。衣裳とあとは動きとかね。

 

 やっぱりねぇ、前にも書きましたけど、みどりさんの歌にはかわいらしさとか愛嬌が滲んでていいんですよね。それでいて、しっとりとしていてたまらんわーと。

 

 嶋さんは相変わらず上手の上に魅力的な声で聞惚れました。耳福耳福。

 

 

 

 そして、2部はタイトルの通り中村美律子さんの歌謡ショーです。

 

 あんまり調べずに行ったので、最初分からなかったのですが「河内おとこ節」で「あああああああ!!!!あの人か!!!!」と気づきました。大阪ですっごい有名じゃない?(の割に気づかんのかい)(大阪離れて長いねんもん)

 歌も男歌が多い感じなんですが、ちょこちょこ可愛げがでてて、男性ファンはそこが堪らないのかもしれませんね。

 歌もいいのですがお話もうまくて、釜ヶ崎の歌を歌った時に(釜ヶ崎って関東の人分からんのちゃうん?)と思っていたら歌の後に釜ヶ崎についてお話してくれて、そういうお話が上手い。釜ヶ崎がいま、綺麗になってるって聞いて長年大阪に戻っていない私はビックリでした。

 

 それにしてもまあ、客席の熱狂がすごいですね。

 前回は男性歌手だったのでおば様方のトキメキが凄かったのですが、今回は女性歌手なのでオジサマ方の熱気が凄かったです。

 キンブレ振るし、掛け声掛けるし、客席降りの握手に必死だし。

 なんか、アイドル応援するお兄様方と変わりません。

 推しを応援する行動様式は、年代が変わっても変わらないのかもしれませんね。

 女性ファンも当然いて、人気アイドルって同性にもファンがいるじゃないですか、そういうところも変わらないなぁなんて。

 

 だからね、いくつになっても皆同じなの。

 それを年甲斐もないなんて笑っちゃだめ。

 いくつになっても、ときめく相手がいることは素晴らしいことだし生きていく上で楽しく生きる糧なんだから。

 年甲斐もなく、なんて人にいう人はきっとときめきがないのね。だから言われても気にしないで「ときめきのない人生送ってらっしゃるのね」と思えばいいと思います。

 

 いやあ、杖つきながら、バリアフリーの悪い和式トイレの多い昔ながらの市民会館に来るんですよ。楽しそうに、かなりご高齢の方がひとりで。その原動力になってる歌手の方々って、ほんと凄いと思いますね。ちなみに、和式トイレ使う人がほぼいないのでトイレの回転悪いです。

 

 そんな人生の大先輩方を見ながら、私は何歳までトキメキながら生きていけるかなぁ、などと思いました。

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