妹(非宝塚ファン)がある日メールしてきた。
「バウロマンってなに!?」
疑問に持つとこはそこですか!?
でも、全く知らない人にとってはそんな部分でも不思議に見えるのかもしれません。
どうやら、ゲームとのコラボミュージカル「逆転裁判」の上にくっついている「バウロマン」の文字に疑問を持った同僚の方がいらっしゃったようです。
宝塚ではチラシなどに書かれたタイトルの上にキャッチコピーのようなものが頭に付くことが多いです。本公演だと
「ミュージカル・ロマン」
「幻想歌舞劇」
「源氏物語千年紀頌」
「舞踏パフォーマンス」
「グランド・レヴュー」
「宝塚アドベンチャー・ロマン」
等々・・・。
これらはそのミュージカルやショーの性格を表した冠のようなもの。(専門用語でなんと言うんでしょうね・・・)
その中でも、「バウ・○○」と言う物がありますが、これは本公演とは別の宝塚バウホールで上演される演目につけられる冠です。最近ですと、
「バウ・ピュア・ストーリー」
「バウ・ロマン」
「バウ・ミュージカルプレイ」
など。必ずしもバウホールでの公演に「バウ・○○」が付くわけではないのですが、おおむね「バウ・○○」とつける傾向があるようです。
冠に「バウ」と付けば、まず間違いなく
「バウホールで上演する公演」
です。東京特別公演(主に日本青年館)で「バウ・○○」と付いていれば、
「バウホールで上演された公演」
になります。
本公演にしろ、バウ公演にしろ、普段あまりその部分を注目してみることはないのです。しかし、公演を見てから冠の部分を読むと「上手く表してるな~」「え?」「まんまやん」と色々な感想がもてて面白いかもしれません。