蝉丸Pがインフルエンザの熱に対抗しながら、柔道の中学必修科目化について?熱弁をふるっておりましたので、今日はそれについて少し。
柔道経験者として言わせてもらえば、必修科目化は反対です。
成長を阻害するとか、フィジカルがどうとかはよくわかりませんが、単純に危険スポーツだからです。
思えば、柔道部に入部して最初の一週間は首の筋肉作りで、毎日毎日首の筋トレをして物も食べれないぐらいの筋肉痛になってやっと、投げられたときに頭を打たない受け身ができるようになるのです。
なのに、週に1回程度の授業でまともな筋肉ができるわけもなく、そんな不完全な筋力で受け身をとっていたら、必ず事故がおきます。
事故が起きると、柔道の場合頚椎をやってしまう可能性が高いし、頭を打つ危険も大きい。
もうね、絶対反対。
自分に中学生の子供がいたらその時間は休ませるね。
蝉丸Pが言っていた中では杖術が一番適している気がしますね。銃剣道は銃を所持出来ない日本ではちょっとネタにしかならないような・・・w
知人の警察官が学校の先生に護身術の指導を請われると、教えるのが簡単な杖術なんですって。
理由は簡単。学校内に棒状の物があるからいざという時に一番役に立つそうだ。
護身術というと、武器を使わないでやっつける方法のことの様に思われるわけですが、実際には、いかに身の回りの物で身を守るか考える方が現実的だそうです。
よく、そうすると子供は遊びのときに棒を振り回す様になるんじゃないか、と言われるのですが、きちんと「突かれることが痛い」「叩かれることは痛い」ということを試合などで体験していれば普通の子供はそれ程無茶はしないのではないかと。
それに、必修科目化していればよけ方も知っているわけだしね。
護身術にもなって、武道でもあるわけだから目的にかなってませんかね?
しかし、何故に柔道を必修にし様なんて恐ろしい考えが浮かぶんでしょうか?柔道経験者なら、まず反対だと思うんだけど。
ちなみに、柔道好きですよ。
蝉丸Pが何とおっしゃろうと徒手格闘技が好きですから、柔道って好きです。
しかし、好きと現実は違うわけで。
とりあえず、柔道を甘く見ちゃいけません。あれは危険スポーツです。片手間にやっていいもんじゃない。
お偉いさん方が目を覚ますことを願います。