さてさて、高野山~京都の旅。二日目朝は午前7時からの朝勤行に出席しました。
もともと(゚Д゚)@謎家は高野山真言宗だったので、小さいころから聞き慣れたお経があったりして、心地よかったです。お経って意味わかんないけどなんか、聞くのは好きですね。我々のお供えもご仏前に供えてありました。
ここでも、3人の僧侶全員が英語でお勤めの説明を行い、ご住職に至りましては長い長い説明を英語で行っておりまして・・・
高野山恐るべし
と思ってみたり。
ご住職が英語で外国の方にご説明している間に、100年に一度御開帳になる不動院さんのご本尊を拝見させていただきました。
今年は開創1200年ということで、特別に御開帳しているとことでした。
とても小さな不動明王さまで、残念ながら目があまりよろしくない私ははっきり細部まで見ることはできませんでしたが、何ともいえない重々しさがありました。
そのあと、記帳と腕輪(念珠)を頂いてお勤めは終わり。気が引き締まる思いですがすがしい。
つづけて本堂から食堂へ参加者全員がぞろぞろと移動して朝食。
ちなみに、不動院の食堂のある棟は大変古くだいたい秀吉がまだ出世してない時代のものだとか。現存する使用中の建物の中では最も古いうちの一つなんだそうです。調度品一つ一つも品が良く、感じがよろしいのですが、なぜか緊張するような空気がなく、リラックスして美味しいご飯をいただけます。
朝ごはんは白ごはんに合うように濃い目の味付けで、ご飯とともに食べると美味しいこと美味しいこと。うっかりご飯を2杯も食べてしまいました。私、白米って好きじゃないので普段食べないんですけどね。
さて、朝食も終わり、いよいよ奥の院へ!と思いつつ悩みが発生いたしました。
コインロッカー・・・どこ?
二泊なのでそれなりの荷物を抱えています。おまけに奥の院は一の橋から2kmあります。その間、がったがたの石畳です。緩やかとは言え坂です。しかもこの日はあいにくの雨。
目の前の板もコインロッカーは千手院橋という駅方向に少しばかりバスで戻った場所にしかないとの回答。それもなんだかはっきりしない。
仕方ないので、寺務所でかわいらしい僧侶の方に不動院から奥の院までの間にコインロッカーはないのか尋ねましたら、丁寧に対応し、コインロッカーは無いと教えてくださり、さらに「よろしければお預かりいたしますよ」と言ってくださいました。
ご厚意に甘えて、チェックアウト後に荷物を預かっていただきました。
これが正解でした。何しろ雨です。足元は滑りやすく、手には傘。結構な距離を歩きます。荷物は少ないに越したことありません。
さて、奥の院から壇上伽藍と参拝しましたが、ここいらのレポは割愛。ぜひ行ってその目で見て肌で感じてください。ちなみに、4回ほど奥の院までの参道を歩いているにもかかわらず、毎回戦国武将の墓や企業の墓を見つけてはテンション上がります。片道20分ほどのはずが、墓見物しているともっとかかってしまいます。
奥の院には、御大師様(空海)がいらっしゃいます。と言っても、姿を見られるわけではないのですが、居ると信じられています。是非そこはお参りしてくださいね。そこに行かなかったら何しに高野山行ったかわかりません。
壇上伽藍は、空海が生きているときにいた場所とでも言いますか、中心となっていた場所かな?なんだか、やはりそこの地に立つということは感慨深いです。
雨で写真はこれだけ・・・。
今回は行きませんでしたが、金剛峰寺(本山)や霊宝館(博物館)も見どころです。あと、大門もあります。
壇上伽藍の中門をでたとこだったかな?Twitterで南山坊(@nanzanbou)さんがつぶやいていた記憶のあるコンビニはこれか?と言うのを見つけたので、そちらに行って軽くお昼代わりにピザまんなど食しました。雨の中立って軒下で食べると言う、ワイルドさww
そして、不動院に歩いて戻って荷物を引き取りました。最後まで気持ちの良い対応で、本当にこちらの宿坊を選んで良かったと思います。またご縁があったらこちらにお世話になりたいと思います。
不動院さん、本当にお世話になりました!
さて、今度は京都に向かってレッツらごー!
バスで高野山駅まで向かいましたところ、今回もこうや号に乗るよりも快速急行の方が早く着くのでこうや号に乗り損ねました。無計画適当旅なのでしかたない。
そんなこんなで、ケーブルカーに乗り込み、高野山に別れを告げたのであります。
またくるよ~~~~(また来る気かい!!)