本日は通院日。休職してからは週1で通院です。
そして・・・ とうとう認めなくてはならないようだ、双極Ⅱ型(躁鬱の躁が軽い障害)ということを。
一度、その診断が下されようとしたことがあるのですが、私が非常に動揺してしまったからか、先生がその判断をはっきり下すことはありませんでした。
今日も、先生はその名称をはっきりと口にしませんでしたが、遠回しな話を総括すれば双極Ⅱ型ではないかとい うこと。
Ⅱ型というのは躁状態が軽いため、躁になっていることがわからないものを指します。
完全に躁状態だと人生破綻させるようなエピソードがでてくるので分かりやすいんですが(借金したり、事業興したり、女口説きまくったり、買い物しまくったりなど)、軽躁だと「うつが良くな った」というぐらいの状態なので、医者でも気づかないことが多いのです。
なので、先生も本格的に双極性障害に効果のある別の薬を使うしかないと判断したようです。
で、今日出されたのが抗てんかん薬のラミクタール。
もともと、てんかんの為に作られた薬なのですが、双極性障害のうつ状態に効果が認められるということで、2011年に双極性障害への適応が認められた薬です。どこをどうとっても双極性障害とてんかんにしか使わない薬。処方されれば双極性だという診断なんだと気づきます。
けっこう効くみたいなんですが・・・湿疹がでてしまうと中毒状態ということで処方できなくなるようです。
ネットで検索したら、効くが故に湿疹が出ているのに中止せず残りの薬を飲み続ける人もいるそうで。(湿疹が出たら飲むのを止めて病院に連絡して下さい、と言われますし、私もそのように 指示されました)
なんか、もう、最後の手段ぽい感じでした。先週も先生かなり悩んでたし。
最初の診断の時はまだ鬱としてもそんなに長い年月ではなかったから「寛解しない」と言われたも同然の診断は受け入れ られなかったんです。
でもね、もうそろそろ10年。
まあ、人生で充実の30代を棒に振りましたからね。
通常守るべきものを積み上げるのが30代ですが(結婚とか子供とか、会社での実績とか地位とか)、なーんも積み上げられなかったので失うもの、ないんですよね。
そったらまあ、治んなくても支障はなにもないし、この先定年まで20年ぐらい薬飲み続けて、病人のレッテル貼られたまま働いてても別に いっかーって。もう、やりがいのある最前線の仕事したーいとか思わないし。
病人のレッテル剥がしたかったんですけど、もう無理に剥がす必要のない年齢と言いますか、健康でやってても癌とかぎっくり腰とか他の病気で病気になりやすい年齢になりましたから、今更もう剥がす必要もないか、って感じで。
え?一回目の診断の時に認めておけばよかったんじゃないかって?
どうでしょうねぇ。
もしかしたら自殺してたかもしれません。
仕事がしたい、寛解して病院に行かなくて済むようになれば病人扱いを受けないでみんなと同じように働ける可能性がある、また仕事の前線に立てる、って希望があるから頑張れたところがあるんでね。希望を失ったら、病気も相まってどうなっていたか・・・。
まあ、しょうがないっす。その時その時の最善を尽くしてきましたから。
もう、歳で枯れてきたのか仕事バリバリがんばろうって気もないし、おまんま食べられて年に数回宝塚が見られてお茶会いって、見たい映画を見に映画館に行けて、英語の勉強できたら十分。
そう思ったら、ま、双極性障害でもいいんじゃん!て気持ちになれます。
あとねー、双極性障害って芸術家とか作家さんに多かったりとかするらしいですよ。
僕、もしかしたら天才かもしれないよ!!(笑)
ま、のんびりやっていきます。