最近、スターウォーズを見ています。
一応、公開年の順番で見ています。4→5→6→1で、あと2と3が残ってます。
ここまでが最初の3部作。いわゆる旧三部作。ルーク・スカイウォーカーが主人公で、有名なロボット(ドロイドと言う)R2-D2(小さい青い方)やC3-PO(ヒト型の金色の方) が出てくるやつですね。
これがR2-D2。
で、この1~3が新三部作と言われるもの。ナンバリングがゴチャゴチャでややこしいですが、3・3・3で見て行けばいいようです。7~9は現在順次発表中ってかんじですね。今年12月に8を公開予定です。
スターウォーズをどのように見ていくかってのは諸説あるのですが、最初は発表年順で見たほうがいいようです。4、5、6、1、2、3、7です。
なんで今更STAR WARSかと言いますと、洋画に興味を持ったのがつい最近でそれまで洋画はほとんど見たことが無い。なので、有名作品はほとんど見たことがありません。いま公開しているローガンも、X-MANとか全然見ていないのでいきなり見ていいのかな~とか悩むわけです。ガーデアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックスは前作を見てから見に行ったので、やっぱり話が分かりやすいし伏線もわかるので「見てから行って良かった!」と思いました。
で、STAR WARSは7とローグワンを前作見ずに見て、もちろん話は理解できて面白かったのですが、やっぱり前の作品を見て、もっと理解してからまた7やローグワンを見たら面白そうだな、と。
で、旧三部作をみて、これがどれだけ素晴らしい名作であるか、と言う事に驚いたわけです。そりゃ、見た人こぞって憑りつかれますわ!
まあ、どうせ沢山の人が言及し、賞賛していることでしょうから、今更と思った方は特に本稿を読む必要はありません。おそらく多くの先人が書き記したことと同じことしか書いていませんから。
錆びることのないデザイン
まず、度肝を抜かれたのがメカデザインや衣装デザイン、建築デザインなどのデザイン関係。顕著な物はもちろんダース・ベイダーの黒い兜やドロイドたちですが、他にも出てくるメカや衣装は今見ても新鮮で斬新な印象を与えます。建築デザインや惑星のデザインに関しては「結構、この映画にインスパイアされて他の映画もデザインしていない?」と思うぐらい優れています。現在みても決して見劣りしない優れたデザインです。
これは本当に素晴らしい。
この良点がなくして、現在においてまで新作を作りだし成功することはないと思う。いくらストーリーが良くったって、デザインが古臭くてダサくなってて、それに合わせなきゃいけない、なんてなったらやる気半減しませんか?そして、見る人も懐古趣味の人しか見ないでしょう。
優れた世界観
そもそも、1~9まであるストーリーを途中の4から始めて1に戻り、さらに7まで飛んで描く、と言うのは相当に1~9までのストーリーをきっちり作りこんでいないと出来ない。途中で矛盾が生じたりしてしまうし、後から何かしらのアイデアを足すにしても全てのストーリーが出来上がっていないと整合性を鑑みて安心して足すことが出来ない。
日本産スペースオペラの代名詞「銀河英雄伝説」にしても、ファンタジー小説「十二国記」にしても、壮大な大河ドラマ的なストーリーは概ねその世界観をきっちり作りこんでいる。
STAR WARSの数々の宇宙人の存在にしても、その文化背景にしても、映画を見るだけでそこに登場していない宇宙人や惑星があるのだろうと思わせる厚みにあふれている。これは、ストーリーと共にその世界観を可能な限り隅から隅まで作りこんでいるからだろうと思います。
いい世界観は多くのスピンオフや外伝を生み出す。
調べるとSTAR WARSシリーズにもたくさんの関連作品がありました。
これこそがSTAR WARSという世界観が人を魅了し、想像を刺激しする素晴らしい世界観であることの証左ではないかと思いますね。
愛さずにいられないキャラクター
よく、「キャラが立っている」と言うけど、STAR WARSのキャラクターぐらい生き生きとして魅力的なものは無いかもしれない。
そんななかで、実はルーク・スカイウォーカーは普通です。
いや、もちろん強いフォース(超能力みたいなもの)の持ち主と言う時点で特殊な人間だけども、性格は素直で捻くれたところもなく極々普通の青年に近い気がしたんですね。でも、それは「もしかしたら僕もルークになれるかもしれない!」とたくさんの子供たちに夢を与えたんじゃないけとおもうんです。
おもちゃのライトセイバーを振り回し、あともう少しの勇気を持てば、きっと自分はジェダイの騎士になれるかもしれない、と言う夢。
スーパーヒーローって、実は等身大の普通の男の子・女の子っていうパターンが多いですからね。この辺も上手く踏襲されているなぁと思います。
そして、個性的で面白くて憎めないドロイドや宇宙人たち。彼ら無くしてSTAR WARSはありえない、と言うぐらい脇役とは思えないほど個性的で、どこか可愛い。爬虫類モデルっぽい宇宙人でもどこか可愛いんですよね。
壮大な音楽
これはまあ、取り立てて書くまでもなくテーマにしてもダース・ベイダ―の曲にしても今でもあっちこっちで使われるほど印象的で素晴らしいのは皆さんご存知の通り。
John Williams - Main Title and The Attack on the Jakku Village (Audio Only)
Escape from Echo Base on Disney Video
もう、聴くだけでワクワクしちゃいますね!
この素晴らしい音楽なくしてこの映画は語れないでしょうねぇ…。
とにかく、凄い映画です。なんで今まで見なかったのか!
そんなわけで、残りを見るのが楽しみでなりません。
そして、今年12月が待ち遠しい!!