謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

越中ふんどし、はじめました。

 さて、褌を作るぞ!となりまして手拭いでも利用しようかと思ったら、お尻がデカいせいで長さが足りねぇよ!となった(゚Д゚)@謎です。デブは辛い。

 ちなみに、越中ふんどしであれば「T字帯」なるものが薬局で売ってるよ、とコメントで教えていただいたので、ネットでざっと見てみたのですが、腰ひもの長さが足りねぇよ!となりました。妊婦用なのに長さが足りないとか、デブ辛すぎる。

 

 さて、何か長い綿布で作らねばならない、となりました。

 そこで、なぜか母が晒を持っていて、「ほれ」と渡されました。

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 なんであったのかは存じ上げません。

 ちなみに、驚異のデブでもない限りは手拭い二本ぐらいあれば作れるかと思われます。

 

 次は作り方ですが、色々検索した結果ここが良さそうだと思ったのが、

yousai.net

こちらのサイトの

褌(ふんどし)の作り方・縫い方

このページ。褌は和裁じゃないのか、と言う突っ込みは無しで(笑)

 

 作り方とかは上記のサイトに載っているのでそちらを参考にしてもらって、サイトにない情報をポチポチと。

 

 まず、サイトのにも書いてありますが、所々の計測は実際の布や紐などで体に巻いてはかって、その長さを計った方が絶対にいいです。

 なぜなら、私はウエストをメジャーで計って長さを算出しましたが、短すぎて後で紐の長さを足す羽目になりましたし、前垂れも布を切断して合わせたら全然足りなかったと言う羽目になりました。

 

 で、今回は「布の端のほつれ止め」と「接着芯」は使用していません。そもそもミシンを使用していません。

全行程手縫い

です。和裁です。(゚Д゚)@謎です。

 いや、ありえない距離を腰ひもは縫うのでミシンを出してもらえないかと母にお願いしたのですが、ありかすら教えたもらえず「出して準備するより手で塗った方が早いよ」と言われて手縫いにしましたが・・・

縫うだけで3時間以上

かかりました。デブ故に作成せねばならぬ同志の方々はミシン仕様をお勧めします。二本目縫うにあたって母を拝み倒してミシン出してもらいました。

 

 型取りに関してですが、洋裁ではこの方法やるかどうかわかりませんが、直線に切るときに「横糸を抜く」と言う方法があります。

 切りたい長さのところを少し切って、そーっと横糸を一本引きます。 

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 反対の端が引きつれるので、その場所を少し切って横糸を抜き去ると下段のような状態に線が付くのでそこを切り取ります。

 

 さてさて、そもそも腰ひもの長さが尋常ではないので、半分の長さの紐を二本つないで一本にする方法を取りました。

 で、上記の方法が縦糸でできないかな~と思ったら出来ちゃった。

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 ただ、縦は距離が長いので途中で糸が切れやすいので、あまりお勧めは出来ません。

 

 二本の紐の縫い合わせはこんな感じで。

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 和裁だと「キセをかける」と言うんですが、縫い目を割って縫うと左右に引っ張る褌の場合、もろに縫い糸に力がかかって切れるかも?と思いましたので。

 

 さて、サイトの通りにアイロンかけたり縫ったりしまして、晒のノリを取るために水洗いして干して

出来上がり!!

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 布は本来なら縮みも考えれば型取り・裁断前に洗って乾かして縮めてからやるべきなんですが、今回はサイズ的にゆとりがありまくりで多少縮んでも平気なので後で洗いました。

 

 早速締めて見たのですが、垂の股側が結構下がっちゃいますね。

 T字帯の中には前垂れを二つに割って、腰ひもに巻き付けるように成ってる物がありますが、その理由が分かります。

 

 パンツよりカブレない分快適ですが、お手洗いが面倒かな(笑)

 まあ、家で履く分には問題ないです。

 

 さて、今度はミシンを使って2本目作るか・・・。

 

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