久々の生の舞台!
宝塚の本公演ではないけれど、超久々の宝塚!
調べたら生宝塚の最後は1年前だったよ…舞台観ないでよく生きてたな、私。(バーフバリに生かされてたのね)
ということで、本稿は2019年1月に観劇した舞台の感想になります。
さて、物語としては古いミュージカル(初演1944年のブロードウェイミュージカル)なので、展開とかがかったるいな~というところもあったりしますが、なかなか面白いミュージカルでした。
これ、なんでIN THE TOWNじゃないのかな?と思ったんですが、水兵3人組が一時上陸でNYを訪れる物語なので、彼らにとっては船の上が日常だから一時的に上陸するのを表して”ON”なのかな、と。何かに乗る感じがONですし。
ってことで、元気印水兵3人組のドタバタ上陸記がこのミュージカルなので、とても面白くて楽しいです。
そしてブロードウェイミュージカルらしく歌がとても重要な要素なのですが、女性陣の歌が素晴らしかった。
特筆すべきはヒルディ(白雪さち花)とマダム・デイリー(夏月都)。
パンチのきいた歌に演技が素晴らしかった。クレア(蓮つかさ)もよかったですね。
男性陣だとピットキン(輝月ゆうま)、歌も演技も最高でした。コミカルな演技は結構難しいと思うんですが、うまい間合いと筋の通ったキャラづくりで印象に残る役になってました。
まだ研5の生徒さん。
それが主演や先輩に負けない光を放ち、演技をするのだから大したものです。彼女は○○(某有名女優)の姪と宝塚ファンから言われながら入団した子なんですが、そんな看板いりませんね。不要です。
彼女は彼女の実力で前に進んで行ける。そう思わせるだけの実力と華を見せてくれました。
ゲイビーは元気でかわいくて優しい、たま様にぴったりの役でしたね。
暁千星のチップもハマってました。
ミス・サブウェイ(美園さくら)も可愛くてよかったけど、ほかの女性陣のキャラが濃すぎて食われちゃった感が否めなかったかなぁ。でも、ほんとうにかわいかったですよ。
あと、ほかの生徒さんにも見せ場があって、とても楽しかったです。芸達者な千海華蘭さんとか、可愛いおばあちゃん役・玲実くれあちゃんとか、ほかにもたくさん。
久々の宝塚。
とても楽しかったです。
(風間さんの学年を間違えていたので訂正しました。ご指摘ありがとうございます)