ある日、徹子の部屋を見ていたら指揮者ゲルギエフを大絶賛するカーリー(假屋崎省吾)がいた。
かねてから、「オペラって見てみたいな~」と思っていた(゚Д゚)@謎 はそのまま携帯で電子チケットぴあに行って、カーリー大絶賛のマリインスキーオペラの2万円もするチケットを取っていましたとさ。
そんなわけで、2万円といっても3階席の端っこという恐ろしい値段設定の海外招致オペラを観て参りました。3階センターがら空きでした・・・。その席よこせって思ったよ。
NHKホールだから音響が悪いってワケじゃないんだけど、やっぱり人の声には後方席は厳しいものがありましたね。テノールやソプラノは美しく耳に届くんだけど、バスやメゾソプラノ辺りになると音の性質上遠い席では厳しいものがありました。
しかし、それぞれ素晴らしい歌手ばかりでございました。
個人的にはポロヴェッツ人の長・コンチャーク汗のアレクセイ=タノヴィツキー、イーゴリ公の妻ヤノスラーヴァナのエカテリーナ=シマノ-ヴィチが好きかな。
コンチャーク汗は歌声もさることながら、豪放磊落な蛮人でありながら大人物の感じが良く出ていて良かったです。
ヤノスラーヴァナは正直最後しか見せ場がないんですが、声の美しさとイーゴリ公の妃らしい毅然とした態度、情の深さが滲み出ていて好きですね。もう一回聴きたい。
そして、イーゴリ公といえば「ポロヴェッツ(だったん)人の踊り」ですが、その場面ではあまりの音の美しさ、踊りの華麗さ壮麗さ、そして力強さに
マジで涙が出ました。
音は、もう、はじめっからオケは当然いい音出していたんですけど、この場面はなんだか特別すごくて本気で久しぶりに感激で涙が出ましたね。
そりゃ、カーリーも大絶賛ですわ。
ちなみに、他の場面はちょっと寝たw
歌詞が分からないってのは思った以上に厳しい面もあるな、と言うか・・・値段が値段だけに思い切って
「字幕は見ない!!心の耳で意味を捉えるのだ!!」
「字幕をちゃんと見る。その代わり舞台上は見ない。オペラなんだから視覚はいらない!!」
のどちらかには出来なくて、しかもオペラ使わないと字幕も見えない距離(眼鏡が合ってないのかも)で、
「歌を聴きならが字幕見ながら舞台も見る」
をやったら酷く疲れて、気を抜くと(舞台上に動きがない等)つい、ウトウトと・・・w
もう一回、今度は字幕を見ないで舞台に集中して見たいんですが・・・D席で2万円は・・・無理です。半額にしてくれても見に行けません。S席5万円って・・・うぎゅる。
ちなみに衣装は宝塚に負けていません!!
宝塚以外であんなにキンキラキンキンの豪華衣装もあんまりみないなぁ。イーゴリ公のマントからしてきんきらきん。凄かったです。
どっかにパパ落ちてないかしらw
オペラに連れて行ってくれて見返り無しのパパが欲しいな♪(撲殺)