さて、コンサート自体のお話ですが・・・
演出とか曲の選曲とかあれこれはそんなに不満はないって言うか、別に悪くないんだけど・・・。
ん~、書くのやめようかどうしようか。
以下、私の完全なる私見なので、自分のご意見と合わなくてもあんまり目くじらは立てないでください。
なんというかね、たかちゃんに迷いが見えちゃってね。ものすごい客席の反応気にしてるって言うか。媚びてるのとはぜんぜん違うんだけどさ。
そのせいか、パワーが感じられないっていうか
「おまいら乗ってこねーかぁ!!!」
的な無理やりでも客席引きずり込む勢いが感じられないっていうか・・・。
踊れましたけど、選曲が私にあってただけって言う気もするんだよね。
なんていうかね、私はよ、私は別にスカートはいて花ちゃんと踊ってもいいと思うのだよ。セクシー衣装でガッツリとシカゴをやってもいいと思うんだ。そういう人が、ファントムやったり男みたいにパンツスーツでロックやっても別にそれはいいと思うんだな。
逆に言えば、そういうアンビバレンツを一緒に持ち合わせて表現できるのはたかちゃんだけだと思うんだよね。
確かにそれは・・・理解されにくいかもしれない。
ファンが離れるかもしれない。
たぶん・・・誰もやってないと思う。ニューハーフとかは、男なのに「女」だからね。どっちかに集約される。女のような男も、男のような女もいる。無性的な人もいる。けれど・・・男でもあり女でもある人は、存在しないんだよね。どちらかに寄ってしまうから。
完全な中性であるってことは、他人が思うほど楽ではないからね。
まあ、たかちゃんがそこに行くかどうかは知らないけど。たかちゃんが本当にそうかどうかも知らないけど。あくまでもオイラの私見だからね。
でも、今のままだと中途半端だと言う印象は拭い去れないなぁって。そんな風に感じたんだよね。
ファンを大事にするたかちゃんが好きだけど・・・あまりに気にしすぎるたかちゃんは、そのうち息が詰まるんじゃないかと心配になる。
男性ダンサーさんが手を差し伸べて、その手をたかちゃんが取って歩いただけで、ちらほらと拒絶の声が上がるしさ。次に別の男性ダンサーさんがお姫様抱っこしたら、拒絶の声と「たかちゃん夢がかなったね~良かったね~」と言う人とがいるのが現実なんだけどさ。
そんな中で、スカートはいて男性とおどりゃあ、どんな反応がくるかわかるけどさ。
なんつうか・・・茨の道だねぇ、たかちゃん。
でも、選んだのは自分だからしょうがないよね。
はやく、「和央ようかはこういう者です」という分かりやすい型ができるといいね。人はね、本質そのものを理解しろといってもなかなかできないんだよ。分かりやすい型をはめて上げないと理解できない。今までは、なんだかんだ言っても「宝塚の男役」と言う型がたかちゃんを助けていたに過ぎない。ファンの理解の手助けになっていた。
これからは、「和央ようか」という型が必要じゃないかな。
そのためには、非難や批判も覚悟の上で「私はこうなんです!」と強く主張することも、時として必要だと思う。もちろん、周りを見ずにそれをやったら誰もついてこなくなるけど。その辺がまあ、難しいところですが。
それにしてもまあ、花ちゃんの迷いの無さっぷりは天晴れですね~。
やっぱりあなたは只者ではありません。ええ。
あと、男性ダンサーさんがカッコいい人がいた~♪(見るとこそこかよ)
ネバーセイはちょっと泣きそうになった。やっぱ、あの歌はいいです、はい。