謎のブログ

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故意か流れ弾か

 ミャンマーの反政府デモの取材中のジャーナリスト長井健司さんが死亡した件で、至近距離から撃たれている可能性があることから、マスコミが

故意か?流れ弾か?

と言った報道をしているわけだが、至近距離から撃たれているとしたら故意以外の何者でもないだろう。が、

外国人のジャーナリストと分かって撃ったのか、

住民が進路の妨害をしたから撃ったのか

は分からないと思う。あの混乱の中では軍人と言えど一種の錯乱状態に近いワケだから、住民かどうか見分けのつきにくいアジア人では住民と間違われてもおかしくない。カメラを構えていたと言っても、小型カメラでは瞬時の判断の時に目に入ったかどうか・・・。

 んで、一応仏教が主流の日本といえど、国民の90%が仏教徒というガチガチの仏教国における僧侶の地位というのは、おそらく日本人の想像を超える。

 たしか、タイとかだと出家すれば食う寝るに困らないとか、僧侶に喜捨するためのフルーツの盛り合わせを売る屋台があるとか、そんな話を聞いたこともある。とにかく、仏教国における僧侶の地位はとても高いはず・・・多分。

 で、ネットで検索かけてちょろっと調べた限りでは

「ミャンマーにおける僧侶の社会的役割とは?」

がわかりやすいかな?

 う~ん、福祉事業を政府がやらない代わりに僧侶が行ってきたのが本当だとしたら、そりゃぁデモの一つや二つ起こしたくもなるよなぁ。報道で何度も聞くのは、「軍の人達も仏教徒なのに」という在日ミャンマー人の言葉。おそらく、僧侶も自分たちが蜂起すれば軍も少しは考えてくれる、住民をたくさん巻き込まずに生活を少しでも良くできる、と思っていたのかもしれない。それが、長引いているから住民にも参加を呼びかけたりしてるのかなぁ~。

 でもまあ、某将軍様の国よりもまだ健全なのかなぁ。政府の暴挙に立ち上がる人達がいるって事は。住民らにまだそれだけの体力気力があるって事だろう。

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