なんていうかまあ、予想通りすぎて面白くない。
なぁーんつっても、ここに予想を投票日前に出してないから予想が当たった自慢は出来ないですけど。けけけ。(する気もないし)
以下、お馬鹿のお馬鹿なりの考察という名の戯言。↓
今日のニュースでも分析されていましたが、やはり震災の影響は大きい。
この不安な世の中では、特に保守的でもない人が保守的に揺れやすくなる。変革よりも安定を望むわけで。
この情勢のなかで変革を望めるのは、若い人と一部の中高年でしょう。
その若い人は投票率が中高年より悪い傾向にある上に、石原氏の対抗票がわたなべ氏と東国原氏に割れた。
対抗馬を絞らなかったこと。
これは大きい。
さらに、石原に票を入れない理由が「石原再選させたくない」だけのようにも見え、そこも敗因になったとも思う。他の候補者にそれ以外に票を入れたくなるような魅力に欠けた。
せめて東国原氏が地方とはいえ県知事を2期ほど勤めた後で打って出ていれば違ったかもしれない。おそらく、東京都知事にするには宮崎1期の経験では心許なく思われたのでは?さらに言えば、県知事在任中から中央政権への色気が見えていたのも印象を悪くしたのかも知れない。
宮崎1期では心許ないのだから、わたなべ氏にいたっては言わずもがな。このような時勢でなければ、「おっしゃ、いっちょやってみ!」という冒険に出る有権者も多くいたかもしれない。
なんだかんだ言っても、石原氏は失言大魔王でも、失策大魔王ではない。
人心を疲弊させるほどの悪政を強いていない。
それだけでも、この不安定な世の中では「手堅い」と映るだろう。
その石原氏に対抗するには、票を割るべきではなかった。
なんというかまあ、時機が悪うございましたね。通常ならもう少し面白い選挙戦になったかもしれませんね。
しかし・・・また石原か。
この先どんだけ失言をかましますかね(遠い目)