その3:引っ越しで大わらわの巻
なんだかんだ大騒ぎしながらも契約を済ませ、後は引っ越しだけとなったが、引っ越しの日程を決められない。
いや、日程なぞ契約前から決めておいてもおかしくないのだ。事前にだいたい何日から入居可か聞いているのだから。
そう、なかなか切り出せなかったのは馬鹿上司のせいだ。
引っ越しという大事な用事なら普通は余程の事がない限り、休みのドタキャンはない。
しかしながら、本当にしょうもない理由で内覧予定を潰した人である。
あまり早くから決めていて、仕事が入っては引っ越し日の変更を言いかねないのだ。いや、大げさではなく本当にやりかねない人なのだ。
結局、引っ越し予定日1週間ちょっと前にやっと日取りが決まった。
そこから引っ越し業者を捜したわけだが、何しろ3月末の話だ、引っ越し繁忙期で業者が見つからない。5件ほど当たったが、返事が来て見積もりまで行ったのは3件だった。
業者が決まってから引っ越しまで丁度1週間。
ちまちまと整理はしてはいたが、何しろ休みがない。引っ越しまでの1週間の間にも休みはない。
半泣きで片づけるも目途が立たず、段ボール箱も見積もりより多くなりそうな気配。積みきれない荷物をどうしようか、果たして引っ越し予定日までに片づくのだろうか、と精神的にもいっぱいいっぱい。
私は本来、あまり他人を頼ることを好まない。どっちかというと一匹狼チックな奴である。
が、しかし、さすがに今回は友人Tさんの
「車出してあげるよ~、手伝うことあったら手伝うよ~」
のありがた~~~~~~いお言葉に縋り付いた。何しろ妹は契約で奔走しまくっていて、仕事がたまっちゃったかなんかで当てにできなかったのだ。
本当にTさんには足を向けて寝られない。
未だに本やらDVDやらTさん宅にあづけっぱなし。ブックオフの買い取りの持ち込みまでやってくれた。不眠不休で引っ越し作業をしていた私にご飯まで買ってきてくれた。引っ越し先まで荷物を運ぶために車を貸してくれた。
持つべきものは友達とはよく言ったものだ。
本当にありがとう。
てか、ガス代すら出して無くてごめんなさい~~~(>_<)
それにしても、引っ越しのトラックについて高速爆走したのはマジ怖かった・・・。道がわからないから引っ越しトラックについていくことにしたのだが、引っ越し業者も時間勝負なもんだから遠慮なしにぶっ飛ばしてくれるんである。
爆走するトラックに置いて行かれまいと必死に運転したわけだが、なにしろこちとら3日近くまともに寝ておらず、前日は睡眠1時間ていど。更には生理痛のために痛み止めまで飲んでいる。その極限状態で高速を時速100キロ近くで暴走した。
よく事故らなかったとおもう。
結局、ついて行けず見失い、さんざん道に迷って到着時間が遅れてしまったのだが・・・。それにしても二度とあんな運転はしたくない。
そんなこんなで何とか無事に引っ越せたのだが・・・
未だに部屋が片づかない・・・。とほほほほ。