昔むかし、(゚Д゚)@謎 さんは小説を書いていた。オリジナルからいわゆる二次創作と呼ばれるものまで。もちろん、子供の書く幼稚な小説でしたが。
そう言う時は、結構小説を読んでいた。どちらかというとマンガの方が好きなのでマンガを描きたかったが、こちらは明らかに才能が無くて小説を書いていた。
いつか、本になるような小説を書きたい。
そう、思ってた時期もあった。
駄菓子菓子だがしかし。
大人になってから小説を読む時間がグッと減った。小説なんか書く暇がない。
けれど、暇がないとかなんとかよりも、書きたいと思わなくなった。
やはり、小説を読まなくなったからだろうか。小説自体に興味が無くなった感じだ。
てなわけで、今興味があるっつったら宝塚でしょう、舞台でしょう。
そうしたら当然、小説とお友達の戯曲書きに目がいくのは当然のことでして。シナリオの書き方の本なんか読んじゃったりしてみたり。
文章力は人並みにある、書き方は本を見て見よう見まねで何とか形になるものは出来るだろう。
けれど、決定的なものが無い。
そう、アイデア。
話にするべきアイデアが全くないのだ。
高校の頃に描いた話のネタは舞台には向かないし、幼稚だし。
普段、あの演出家の話はどうだ、演出がどうだ、伏線が拾い切れていない等々私は文句を垂れる。
しかし、彼らはなんだかんだ言っても何作もアイデアを出し続けてなんとか舞台としての形を形作っているのだ。
それだけでも凄いなぁ、と思う。
その点では尊敬している。どんなに文句を垂れてても。
もちろん、プロなんだから、座付きなんだから、それが出来て当たり前だと言われればそれまでだ。
けれど私は、やっぱり自分に出来ないことを出来る人を尊敬する。
尊敬しているからこそ、高みを望むので愚痴を言う。
もっと良いものをあなた達は作れるんじゃないですか、と。
私は、宝塚の座付き演出家に沢山文句を言うけれど、同時に尊敬もしているのです。