ミュージカルファンなら一度は見たい演目「オペラ座の怪人」
どきどきしながら、期待しながら見に行ったわけですが・・・。
がっかりしました。
舞台装置とかは凄いですね。歌も上手いし踊りも上手い。
しかし、クリスティーヌ役が気に入らない。
歌は上手いかもしれない。でも、ただ、それだけにしか見えなかった。クリスの感情や心の動きが伝わってこない。いまいち、話しがこちらに伝わってこない。
怪人もラウルもマダムジリーも素晴らしかった。特に怪人なんか、最後のシーンでそれまでイライラしながら見ていたのにも関わらず、泣かされてしまった。
けれども、やはり、一役良くない役があるだけで作品そのものが粗悪に見えてしまった。
もう一度、別のキャストで見てから評価した方が良さそうだ。
浅利憲太氏に言いたい。
舞台は、最終的には役者が良し悪しを決める。この役者のこの役を見たいと思う客の要望を無視しないで欲しい。
私は別のクリスが見たい。次見たときにまた同じクリスだったら、四季を見る気なくすよ・・・。