昨日は散歩ついでに近所の花屋でお花を買いました。
いつもの花屋は、ヨタリヨタリ歩く頑固そうな無口な爺様と娘か息子嫁ぐらいの50代の女性がやっている古くて小さな花屋なんです。”フラワーショップ”より”生花店”って字がぴったりの店。
んで、いままで花束とかのアレンジは女性がされているもんだとばっかり思っていたんですけど、
頑固爺がやってた!!∑(゜∀゜)
それがまた、白いトルコ桔梗を使ったオーソドックスながらも上品なアレンジ。
頑固爺と上品な花束
うううううううむ。通常なら似合わない。黙々と花束を作る爺ちゃん。・・・やっぱり違和感。でもよく考えたら、生花店で花束作るのも盛り花するのも一種の
職 人
だよな・・・。そう思えばおかしくないか。当たり前のことだな。うん。
さてさて、その生花店にて5本300円の大輪系サーモンピンクの薔薇を買いました。
展示してある時点で床に花ビラが落ちているし、花びらの一部が茶色くなっているなど「あー、枯れかけだから安いのか」というのが丸わかり。なので、翌日にはダメになるのを承知の上で買ったんですけど、爺ちゃん申し訳なさそう。
「これ、一時だけだよ」
「そうでしょうね」
「本当は1本300円の良い花なんだ、こんなの(ガラスケース内の小倫の薔薇)よりずっと良い・・・けど、なぁ・・・いいのかい?」
「うちに残った花があるんで、それに合わせるからちょうどいいんですよ」
「それならいいやな。水かきして、ここまで(薔薇の首元)水をひたして10分ぐらい置けば少しはいけるかも」
最後まで申し訳なさそうにして、5本のはずなのに8本くれました。
爺ちゃん・・・あんた職人やねぇ。渋谷の花屋なんか翌日ダメになる大輪系の薔薇を1本300円で売ってたよ。
近所の商店街、最近店を畳むトコが多いんですけど、こういう店は生き残ってくれへんかいなぁ。
それに、なんだかアートフラワー系の花屋って見た目重視で「長く楽しむ」という視点が無い気がする。それって、花のためなんだろうか。
飾られるために育てられているのだから、少しでも長くきれいに飾って楽しんであげた方が良いんじゃないのかな。1日で盛りから急に萎れたりするのは「そのときだけ綺麗であればいい」って感じで、モノ扱いみたいであんまり好きじゃないな・・・。
で、前回仏花のような花を買った残りで奇形の白百合(花がちょっとしか開かない。花の付き方が通常の百合に比べて歪)と花が開かないうちに茶色くなってきた竜胆(暑いからかねぇ・・・)合わせてみたんですが・・・うっかり白百合を折ってしまってダメにしてしまい、結局薔薇8本に竜胆1本というしょぼい組み合わせに(T∇T)
ちょろっと上方にある青い花が竜胆です。
こんなことなら、青い小花を1本でも買っていればよかった~~~。ちぇ~。
あと、最近マイブームなのがお風呂の入浴剤に入っているマスコットを花瓶の中に入れることw
ローテーブルに置くので、座るとちょっと大きめの花瓶(タンブラー)だと目線がタンブラーの中に行きやすいんですよね。それでちょっとした遊び心で入れています。
なんかみんな茎で窮屈そうだけどねw
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薔薇はかなり花びらが下に垂れて来たけど、まだ活けそうです。