謎のブログ

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危険な人の通報の仕方

 さてさて、佐世保の銃乱射事件で問題になっているのが

「あんな危険な人に銃を持たせていいのか」

と住民が通報していたのにもかかわらず、許可を出していたことですね。

 これ、私的には佐世保署の判断も致し方なし」だと思います。

 で、その理由。

 凶暴性のある精神疾患の場合でも、波があって暴れるときと大人しくて普通の時があるからです。

 いくら「普段こういう事をしています」と言ったところで、近隣トラブルから来る偽証かも知れず、通報者そのものが精神的におかしい場合も多々あるそうで。

 それでも、おかしいと思ってお巡りさんが会いに行きますわな。でも、そのとき「普通の人」の状態だったら?

 銃砲店の方のインタビューもありましたけど、普段はきちんと挨拶をする人だったそうですよ、犯人。

 精神科医の診断書が許可を貰うときに必要なわけですが、たった1回の面談で「精神的に異常あり」って判断できる人って、病気としてはかなり進行している人じゃないですかね。

 自慢じゃないけど、今の自分の状態で新しい医者に行ったら「異常なし」の判断を出して貰う自信ありますよ。抑うつ状態治りきってないのに。

 そして、やっかいなことに、他人に迷惑をかける精神疾患(妄想とかで)の場合は自分が病気だと思わないから、近親者が病院に連れて行くのが非常に困難な事情もあります。(ものすごい抵抗するし、本人の同意がないと入院もさせられない・・・んじゃなかったっけ?)

 

 今回は銃砲の許可に関してなので、そこに的を絞れば、「異常行動を取っているときに110番」してその行動を警察官に見て貰うのが一番良かったんでしょうね。それでも、警察官が現場に来る頃にはまともになっちゃっているかも知れないのでなかなか難しいかも知れませんが。

 防犯協会会長なんかを巻き込んで、話し合いをして異常行動を取ったら通報の上、警察官が確認したら銃砲許可をどうするか協議する、といった事を考えていれば良かったのかなぁ、とも思います。

 でも、実際にはそこまで考えつかないよなぁ~。っていうか、そういう相談があったときに佐世保署がそういう提案を近所の人に出すべきだったとも思う。

 

 とりあえず、今回の件とはちょっと話がずれますが、もし、近所に、人に危害を加えそうな危険な人がいる場合は、その危険な行動を行っているときに110番することをお勧めします。

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