謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

たまにはきちんとメンタルヘルスを考えてみる

 考えてみる前に、以下のブログ記事をサラッと読んでみていただきたい

アモキサンとルジオミール再考

(  ゚Д゚∩先生!!

オイラ西日本の人間なんですけど!!!

アモキサンで良くなったんですけど!!!www

 

 抑うつ状態から休職して1年近く神経科(精神科)に通ったわけですが、実際に自分が治療したり、色々調べたりして思うことは、

精神科系の疾患は専門医を受診すべき

ということだ。

 どうしても世間体などを気にしてか軽度うつ病程度のものは、内科などでついでに薬を処方したりして貰う場合が多い。

 が、それで良くなるならいざ知らず、良くならないのなら絶対に専門医にかかることだ。

 私は鬱病に関してしか調べていないので他の精神疾患がどうであるか知らないが、こと、鬱病に関して言えば薬と休養を基本に後は人に合わせて認知療養や自律訓練法などを加味することでしかなおらない。

 この、薬というのがまたスンゲー種類が多いのである。

 効力と副作用も色々。

 身体に合うか合わないかも個人差が色々。

 病状・個人の体質・薬の効力・副作用などの全てを考慮し、薬を処方しなくてはならない。薬が少なければいいってものでもない。薬が少なくて病状を悪化させれば治療は困難になるし、長引く。

 これはもう、専門家でなければ適切な処置はできないだろう。

 あと、専門医でも自分と相性が合う医者を選ぶこと(医者だって人間だもの)と、処方に疑問に思ったらセカンドオピニオンをもつこと、かな。

 

 私は職業上、子供から精神疾患の人間まで多種多様な人間をあつかってきている。自殺未遂を起こす鬱病患者は100%と言っていいほど薬を飲むことを勝手に止めている。

 そこから考えても、薬というものは精神疾患に関しては重要だと思っている。

 

 もっともまあ、最近は精神疾患でもなんでもないのに何でもかんでも「鬱病だ」「精神病だ」と言って病院に行きたがる風潮もあって、それはそれでどうかと思うんだけどね。

 

 特に子供。

 ちょっと塞ぎ込んでるからって「鬱病だ」といって病院に連れて行く親の多いこと。病院連れて行く前にすべきことがあるんじゃないのかい?

 連れて行った先の医者が、

「おかあさん、そういうことはこの時期の子供にはよくありますよ、まずはちゃんと話を聞いてあげてみて下さい」

といって追い返してくれればいいが、医者ってのは色々居るので「軽い鬱ですね」ってなことで飲む必要もない薬を気休めに出されちゃったりとかしたら、問題の根本を解決していないから、結局その子供は遠からず本当に重大な精神疾患に陥っちゃうわいさ。

 話が反れた。

 ま、そんなわけで、何かの参考になったら幸いです。

 あと、このブログはいつも大変参考にさせて貰っていますので、興味のある方はどうぞ。

kyupinの日記 気が向けば更新(精神科医のブログ)

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