祖母の年忌法要のために母の故郷、北海道は十勝平野に行ってまいりました。
帰ってきたのは今週の月曜なんですが、旅の疲れと翌日からの勤務でピヨってました。
十勝平野というと、最近では荒川弘先生の漫画、「銀の匙」の舞台になっている地方になります。
だもんで、うちのオカンに銀の匙を読ませると、「あ~、こんなんこんなん」という感じになります。経験の薄い我々だと「ひょへ~~~~」なんですけどね。
ちなみに、農民貴族というエッセイ漫画にあった「農作業車両で息子を轢く」ってのは農家の親せきに話すと「あー、一年に一、二回はきくな」と普通に返事されました。
コワっ!!Σ(゚д゚;)
あ、写真無いですけど北海道、とくに十勝平野の農作業機械はドイツ・フランスなど大規模農場用の機械を輸入して使ってるので恐ろしくでかいです。あれにひかれたり、巻き込まれたりって・・・・・こわっ!!
ではでは、そんな十勝の風景おば・・・
これは牧草地帯。酪農家から牛を預かって夏場放牧する共同牧場だそうです。
何なめてるのか訊くの忘れました。籠に入った白い塊を一生懸命なめなめしていました。
白樺並木。道路のわきには白樺並木がある場所が多いです。それか何もない。
ガードレールもない
夜道路を走るとき、伯父さん二人とも二車線道路のセンターラインをはしってて驚き。母によると、
街灯もない
暗闇なので、畑に突っ込まない知恵ではないかとのこと。でも正直コワいっす。対向車線に車来たらどうするんだ~。
季節外れのひまわり。旅行中のブログにも書きましたが、これは花のあるうちにチョッパー(刻む)して
畑の肥料
になるそうな。北海道では、菜種(菜の花)も肥料として使うんだそうです。油取らないんだって。植物丸ごとそのまま肥料って・・・内地(本州)の想像を絶する・・・。
母の姉が嫁いだ先の農家で作っている長芋の畑。川西のブランド名で出荷されるため、品質管理はものすごい厳しいそうです。
ちなみに、この葉っぱの下の地面に長芋が生えてて、脇に機械で溝を掘った後は手作業で収穫。何でも機械化していてもそこは手作業なのであまり本数を掘れないし、重労働だそうです。
長芋は心して食せ、皆の衆。(偉そう)
葉っぱのところには「長芋の種」である「むかご」がなっています。
こういうミニミニ長芋くん。内地ではこれをまいて育てるところもあるそうです。北海道は種イモ(芋の部分を切って種にする)方式。
これはレンジでチンかフライパンで炒って塩をかけて食べるか、ご飯に炊き込んで「むかごご飯」にするそうです。長芋の味がします。あたりまえですが。
面白いので、伯母さんに「むかごーむかごー」と叫んだら、レジ袋いっぱいのむかごが二袋来ました。・・・・スケールが違うぜ・・・。そんなに喰えん・・・。
そんなわけで、お菓子の国編に続く。