先日、会社の人が座ったまま意識を失いまして、同じ部屋にいたので消防隊が来るまでの10分未満の間、気道確保のために寝かせた状態で首を支えてたのですが、たったそれだけで翌日
全身筋肉痛
情けないったらない話ですわ。人命救助って簡単なことでも体力勝負なのね、と思った次第。これで心臓マッサージとかやったらどんだけ体力いるのかと。
でも、目の前で死にかけてたら自分の翌日なんて省みてる場合じゃないですからね。
気を失った人は、救急隊がくる頃には意識が戻ってピンピンして病院から帰ってきました。一安心ですが、上司が無理やり翌日から休ませて病院で検査受けさせてました。そりゃそうだよなぁ。
そして、動きが良かったのが定年退職した後パートで働くおじ様方。
肝が座ってる分、判断早いですわな。
心臓動いてるし、呼吸してるので、やることは気道確保だけだなー、とか思ってたのですが、AED持ってきたり心肺蘇生法をやろうとしたりする方もあり、心肺停止状態の応急措置ばかりが普及してる感がありました。
本来は横向に寝かせた方が気道も確保出来て嘔吐した時にのどに詰まらないのでいいのですが、痙攣があると痙攣止まっても身体が強ばってて上手く動かせないもんですね。
そこを消防隊が膝をうまく使って横向にしたので、プロはやはり違うと感心致しました。
気道確保とか一生縁がないわー、なんて思っていたのですが、使う日は来るもんですね。