謎のブログ

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ビジネス英語の本を読んでみたよ

 普段、英語の前に「ビジネス」が付くと「自分には関係ない」と手を出すことはないのですが、何でも知りたがりなのでビジネス英語ってどんなものかな?と気になっていました。そこで今回、本書が電子書籍になったことだし楽天koboだと割引も効くので購入。 

ビジネス英語のツボとコツがゼッタイにわかる本

ビジネス英語のツボとコツがゼッタイにわかる本

 

  読んで感じたのは、この本は紙の本で買うのがベストだということ。

 

 場面ごとに良く使うフレーズをまとめてあるので、インデックスをつけて英語を使う場面が来たら即そのページを開けて予習を軽くする、と言った使い方がいいのではないかと思います。

 

 あと、この本のフレーズを使いこなすには初歩と言えどある程度の英語の勉強をしていないと使いこなせないな、と感じました。設定としては、難しいビジネスの話は英語に堪能な社員に任せるけれど、ある程度のコミュニケーションを英語話者のクライアント・ビジネスパートナーと取る必要がある社員、といった感じです。だから、本当に必要最小限のフレーズに絞ってあります。

 

 と言う事は、海外との取引のある会社に就職するのであれば、本書のレベルの英会話は必要だと言う事です。そういう意味では、レベルの見極めにもいいかもしれません。

 

 私?私は分からない単語が幾つかあったけど構文は知っている物ばかりだったので、頑張れば何とかなりそうかな~と思いました。要するに中学英語レベルに単語がちょと難しいのがあるぐらいです。

 

 それと、この本は新入社員にもお勧めしたい。

 

 日本人同士でも通用するビジネスマナーについてもしっかり書かれてあるからです。ビジネスパーソンには当たり前のマナーですが、大事なことなので本書を通して予習・復習できます。

 

 例えば、ビジネスパートナーの訪問受けて仕事の話をし、パートナーが帰った後にその仕事の確認メールを送る、とか当たり前と言えばそうなのですが、大事なことで忘れてはいけないことです。これをしなかったためにすれ違いが生じたりしますから。

 

 ひとつ驚いたのは、主人公がインターン生に仕事を頼んだのですが自分の終業時間になっても彼は仕事が終わらないシーンで、

 

主人公帰っちゃう

 

のです。あっさりと。うちの会社だったら、上司は無意味に居残る場面です(笑)そのあたりの外国人との温度差は本書のコラムにしっかり書かれています。いや、まあ、この無意味な居残りこそがうちの会社がブラック化している要因の一つですが。てか、「係長、お疲れでしょうから帰ってください(意訳:邪魔です)」と私は言いますけどね(笑)あ、前の係長のときねww

 

 あと、驚いたのは自社の上司にMr.付けて相手に話すこと。日本だと社長だろうが何だろうが自社の人間の事は呼び捨てじゃないですか。多分、日本の敬称は相手を敬って自分は控えめに表現するためのものだけど、英語の敬称は自分と呼ぶ相手との距離でつけるのかな?と。

 

 ということで、海外との取引がある会社に就職するよ~という新社会人の皆さま、中途採用の皆さまは書店で一度お手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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