うちの会社が主催でやっている、うつ病などで休職している家族を持つ方及び患者本人のセミナーに行ってきました。
今回が3回目で、前2回は妹が既に行っていたんです。
それで、「スーツ着てくる人が多くてびっくりした」と妹がいうので、スーツで行ったら
俺しかスーツの人おらんやんか!!
o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;←沖縄にいる妹
なんかスンゲー恥ずかしかったぞ。なんとなく。
今回は、2名の復職された方のお話しを聞くのがメインでした。
話の内容にもいちいち納得いく事が多かったですし、実際に復職された方を目で見てお話しを聞けるのは思ったよりも勇気をもらいました。
若い(と言っても私より年上)方は、結婚も破談になって試み出勤も2度ほど失敗しているとかで、私より休職期間は短いですが、凄く大変な目に会われたんだなぁと。けれど、闘病中に出会った女性とめでたくご結婚なさったそうです。悪いことの後にはいいことがあるんですね。
年配の方は包丁まで持ち出したので入院されたそうで、そこからよくぞ立ち直られました、という感じです。その分、考え方を変えたりとか聞いてて役に立つことを話しておられました。
その方曰く、やって良かったことは
A 植物を育てる
B 散歩・図書館通い(昼間っからブラブラしているのは自分だけじゃない!と気づく)
C いい寝具を買う(睡眠環境を良くする)
D アロマテラピー
E 薬を確実に飲むこと
だそうです。いい寝具は欲しいけど、そこまでお金がないなぁ。
図書館は、確かに行ってみると「あんた会社は!?」と聞きたくなるような人がゴロゴロいて、「ブラブラしてるのは自分だけじゃないんだ~」と気持ちが楽になりますねw
あと、考え方としては
1.自ら気づくこと(ウダウダ考えてたりするような状態を)
2.自分の人生は自分の物
3.今を生きるのが人生
4.考えているだけでは何も起きない
5.小さな幸せに気づくこと(子供が元気だ、など)
そして、なるほど!と思ったのが、復職に関して心配もあるだろうけれど、
「休職前は薬の力が無い状態。復職の時には薬の助けがあるだけ前より必ずいいはず」
と思うことだと。確かにその通りなんですよね。
しかしですなぁ、この年配の方、グループディスカッションのときに一緒のグループの中にいたんですが、
やたら入院を勧める
のでビックリしました(苦笑)余程入院が治療上良かったみたいですw
ただ、お話しを聞くと周りの患者に引きずられない性格でないとダメみたいですね。その方はお話を聞いていても分かるんですが、よく言えば自分の考えをしっかり持っておられる悪く言えば自我の強い方なんですね。
同席したカウンセラーさんのお話だと、入院してかえって悪くなる方もいるようです。何しろ周りはうつ病の人だけじゃなくて妄想と遊んでる人とかもいるわけですからねぇ。仕事で1回入ったことがあるんですが、逃げ帰りたかったですもん。正直なところを言えば。
今日のグループは患者が私を含めて2名+復職された年配の方だったので、おもに私は妹が家族としていてくれて良かったことや、先生が替わって合わなかったことなど、患者としての感じ方や周りに助けられたことなどをベラベラ話しました。
やっぱり、家族の方は必死ですし、「あー、わからないんだな」と言う部分もあったのでちょっとでも役に立てたらいいなぁ、と思いつつ喋って元気になりましたw女ってばもう、ねぇw
妹の評判wがあまりよくないセミナーだったのでどうかと思ったのですが、受けて良かったです。
でも、妹が嫌がってた人がどの人かは何となく分かったぞ(笑)
違うグループだったんですが、講演して下さった若い方に変な質問をしている人がいたんで、多分その人かな~とw
まあ、人も色々、ウツも色々ですw