とうとう、写経カテゴリーをつくっちまいましたよ(笑)
でも、一通り書くこと書いたら写経記事は無くなると思います。そんな引っ張るネタじゃねぇ(ネタなんか!?)
さて、写経。
色んなお経を書くわけですが、一般的なのはやはり「摩訶般若波羅密多心経」いわゆる「般若心経」ってやつです。
そんなわけで、写経セットについてくるお手本は大抵「般若心経」です。
ここで1つ問題が・・・。
この般若心経。真言宗は頭に「仏説」の二文字がつくのです。当然、写経だって真言宗なら表題は「佛説摩訶般若波羅密多心経」となる。
ところが、その他の宗派は「仏説」がつかないので写経キットは必ずと言っていいほど「仏説」なしの「摩訶般若波羅密多心経」の表題になっているのです。
お経の内容は同じなので、本当に表題だけのはなしですが、私のように字が下手でなぞり書きに頼る人間には「表題だけ自分で書く」等という業はないのです。
目の前の魔法の箱で探しました。「仏説」つきの下敷きにする手本を・・・。
一ヶ所見つけましたが、字体が昔の字体ではなく今の字体になっていて・・・ちょっと納得できない。
あとはお寺で配布している写経用紙を購入するしかないかなぁ。
写経セットについている用紙は下敷きの手本なしで書けるようになったら使おうかな。
実際のところ、真言宗の寺院では「仏説」なしの写経を受け付けてくれるんですかね?
受け付けてくれそうだけど、心情的にやっぱりなぁ。
あと、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗あたりは般若心経を唱えないそうです。調べたら浄土真宗では写経自体も勧めていないそうです。いわゆる何かの祈願や功徳を積むための写経はやらないのだそう。
ただ、字が上手くなるための練習とか、お経を味わう目的での写経はアリだそうです。納経という考えもないらしいので、書いた写経の用紙をどうするかはお寺に聴いた方がいいかも。(詳しくはご自分で調べるか、お寺に聴いて下さいませ)
なので日蓮宗、浄土宗、浄土真宗の方は写経セットを買うときに注意した方がいいと思います。無理にセットを買わずに、「筆ペン」と「目的のお経手本と用紙のセット」をバラバラで購入した方が良いかもしれません。
写経ブームらしいけど、結構細々と決まりがあるようで・・・へぇ。
一番簡単なのは、宗旨かまわず好きなお経を写経して、自分で燃やしちゃって土に返す方法かな。
ようは気分の問題ですから。気分といっちゃあ失礼か。気持ちの問題ね。
まあ、やる前にある程度は調べた方が良いのは確かだ。私のように後からわかって苦労するのもまた一興ではあるけれど(笑)
いや、本当にお寺の写経会でやった方が安上がりで後始末もちゃんと出来ていいですよ。ほんとほんと。