えー、そんなわけで実際に購入した写経セットの紹介をば。たぶん、写経しようと思い立ったときにたどり着くのはこのセットでしょう。
筆ペン写経セット 販売元:呉竹 |
大手文具メーカー呉竹の写経セットです。1600円前後ぐらいから。楽天だともっと安いかもなので色々検索検討の上ご購入を。
これは「写経用筆ペン」「写経用紙」「手本(仏説なしの般若心経)」「写経の手引き」が入ったせっとで、これだけあれば写経を始められるだろうという心強いもの。
なんといっても、筆ペンが書きやすい!!
写経にはやはり専用筆ペンがベストではないかと。紙も書きやすいですが、下の手本は見えにくいです。ウチの照明の問題もあるかもですが。
ただし、これには塗香が入っていません。まあ、無くても写経は出来ます。やったって構いません。(手は洗ってね)
塗香も欲しい、と言う方はこちらのセットもあります。
呉竹「筆ぺん写経セット(LA26-58)」 |
さて、筆ペンで写経していると段々物足りなくなり、墨をすりたくなりました。
そんなわけで、書道嫌いの私が書道セットを持っているわけが無く、買うしかありません。しかも、写経の場合は普通の書道セットではなく写経用のセットの方がどうやらいいらしい。
なぜなら、筆や墨に「写経用」と言うものが存在するから。その方が書きやすいとのこと。
で、結局買ったのがまたしても呉竹。
写経具セット 発売日:2007/08/20 |
これは、「筆」「墨」「硯」「塗香」「水差し」「文鎮2個」「写経手本(仏説無し般若心経)」「写経の手引き」「紙箱」のセット。
これだけあれば十分ですし、元の全身が書道具製造販売だった呉竹なので物も十分です。もっと安くで箱がコンパクトなセットもありますし、もっと高級な物もあります。これは中間ぐらいかな?
当分はこれで満足です。箱だけもしかしたら将来的には良い物を買うかもしれませんが・・・。とりあえずは十分。
さて、墨をするのが時間がかかりそうなイメージがありますが、写経自体それ程墨がいらないので短時間ですることが出来ます。それでも筆ペンより時間はかかるので会社の休みの日にしかできなさそうですが。
やはり、ホンモノの筆は書き味が違います。
書道をやっていた妹曰く
「筆ペンは筆ではありません」
とのことですが、実際に書き比べてみると納得です。書き味が本当に違う!!
やはり、ホンモノの筆の方が書きやすい。変な力が入らない。
お時間のある方は、筆ペンではなくこちらの墨をお薦めします。
ただしこのセット、「書道具の扱い方」についてのレクチャーはありません。
各人ご自分で調べるしかないようです。
ちなみに筆は先っぽの茶色いところまでしか下ろさないそうです。知らなかったら全部おろしちゃうよね~。
あと、筆にキャップ付けちゃダメとか洗っちゃダメとか、硯はスポンジで洗うとか。
基本的なことはネットに落ちてるのでそれを参照に。私はこちらを参照しました。
それから、呉竹の写経の手引きにはマスク(覆面瓠)をするように書いてありますが、気にしなくていいと思います。ようは写経に息を吹きかけないための物だと思いますが、そこまで気を遣う必要があるかなぁと。いや、そりゃわざと吹きかけちゃダメですよ。仏様に向かって息吹きかけてるのと同じなんだから。でも自然とかかる息まで・・・仏様怒りますかね?
まあ、気になる方は半紙で作れるので作ってやった方が良いと思いますが。
そんなわけで、お手軽に始めるには最適と思われるセットのご紹介でした☆