比較的復興の早かった松島。観光地が一つでも、少しでも復活しているのは喜ばしいことです。そんな、松島の風景はこちら。
船の中、しかもカメラ小僧・・・カメラ婆の母が窓際を占領したのでうまく写真が取れなかったのですが、少しでも感じがわかってもらえれば。でも、やっぱり肉眼には勝てない・・・。
さて、三日目は念願の
奥州・おもてなし集団 伊達武将隊
を見に青葉城をメインに回ります。
まずは政宗公の墓参り。
瑞鳳殿でござる。これは御霊屋の門です。墓の門なのに豪華絢爛。さすが伊達者。
御霊屋自身は、いくら豪華絢爛でも墓を取るってどうなのよ、的な良心が働いて取っておりません。己の目で見てくだされ。再建されているので極彩色でとても綺麗ですよ。
瑞鳳殿には伊達家二代三代当主の御霊屋もあります。驚きは殉死があることですね。御霊屋の脇に殉死者をまつる石碑があるんですわ。殉死があると知ってても、そういうのを見るとリアルに「殿様死んだから自分も死ぬ気持ちってどんなんなんだろう」とか思いますね。後追い自殺をするぐらい自分のすべてが殿様だったのか・・・もしかしたら・・・厭厭?いやいやいやいや、それはないと思いたい。
瑞鳳殿に資料館もあるので、こちらも一見の価値あり。
政宗様の遺骨から科学的に復元した伊達政宗像があったり、ほかにも科学的見地からの資料があります。全部じっくり読めなかったけど。
るーぷる仙台(仙台観光用の巡回ミニバス)のルートから行くと、次は仙台市博物館なのですが、なんと伊達武将隊の演武が政宗様抜きでもあるというので、その時間に間に合わせるため、すっとばしました。
とてもいい天気の中、青葉城へ。
現在、一部区間が車両通行止めのために「るーぷる」も遠回りをして青葉城へ向かいます。この区間のみ折り返し運転になっています。このルートは東北大学のキャンパスを通るのですが、
すげぇ坂道
すげぇ広大
学生どうやってキャンパス間移動してるんすか!?
Σ( ̄ロ ̄lll)
的な状態にビックリ。大阪の4流あほ大学出身の私には想像できない広大さでした。
そうしている間にも青葉城にバスは着き、いよいよ
伊達政宗騎馬像のある広場へ。こちらの広場の脇で伊達武将隊の演武があります。
こういう感じでステージが組まれています。昨日は武将が伊達成実(”なるみ”ではない!”しげざね”だ!)様と茂庭綱元様だけなので、幟旗が二本だけでした。
ちなみに、茂庭は元々「鬼庭」です。秀吉の命令で改名してるんですな。
全員がそろわない演武は今回のタイ遠征が初めての試みだそうで。
MCをわちゃわちゃやって、成実様が華麗な太刀裁きで
「牛たーん」の舞
を披露。やってることはおバカなのにカッコいい。ただの声がひっくり返ってカミカミの武将ではないことを示しておられた(笑)
ああ、なんかこの感じ・・・某贔屓・・・りょう(中略)・・・・思い出してしまった・・・。
声裏返るのに無駄にカッコいいあたり・・・。
ちなみに、綱元様は髭を生やしてワイルドダンディ系でした。
そして、5人揃っての演武。
あほみたいにくそ暑いからか5人だからか「え?」っと言うぐらい短かったですが、あれ以上やったら着物に鎧兜の武将様の命に係わるよな・・・。
そんなわけで、今回の伊達武将隊は
左から、足軽・風太、政宗様の乳母・喜多、伊達成実、茂庭綱元、くノ一・秦
の五人で頑張っておられました。
今度はフル編成の演武が見たいですね。
個人的にお気に入りは、風太さんと秦ちゃん。トークと技の切れが素晴らしい。できる部下を持つことは何においても重要であるという証左でござる。
暑くて肌が焼けまくりましたが、満足して次はすっ飛ばした仙台市博物館へ。
こちらは、次の投稿にて。