やたら暑くて今日は汗だらけで映画を見に行きました(゚Д゚)@謎です。
本日見たのは、「ベイビー・ドライバー」です。
日本封切り前から「絶対見ろ!」てな感じで話題になっていまして、その割には上映館が少ないのですが、それも日に日になんだか増えて行ってるという映画です。
で、感想そのものは前にも書いたように、映画レビュー専門のSNSに書いたのですが、こちらでは他の映画を交えた感想なぞを。
あ、今回はあまりネタバレ無いようにしますが、まったく何も知らない状態で映画を見たい方は本記事は読まないでくださいね。
あ!!離れる前に一つだけ!!「ベイビー・ドライバー」を見るときは音響のいい映画館を選ぶ方が吉!音楽が大事な要素なので。
さて、見てて思ったのが、「スパイダーマン:ホームカミング」と主人公の境遇が真逆だということ。
ネタバレ全開でそちらの感想は過去記事に書きましたので、作品を見たよって方はご一読くださるとうれしいです。
どういうことかと言うと、「スパイダーマン:ホームカミング」の方は良い大人が子供を見守りより良い方向へ行くように導くのですが、「ベイビー・ドライバー」の方は主人公が、才能がある故に悪い大人に悪い方向に利用されている。
もうね、作品見ながら「あああああ、ベイビーにもトニーのようなメンターが居ればぁあああああ」と思わずにいられなかったです。
この二つの作品を見ることによって、大人が子供に及ぼす影響について考えさせられます。ベイビーの方は本当にそれを思うと涙が出ます。
いや、まあ、この先子供と接する機会はまずないでしょうが、もしあればトニーといかなくても良い大人でありたいなぁと思います。
いや、「ベイビー・ドライバー」の悪党の大人たちも必ずしも完全に悪かと言うとそうではないのですが・・・それは作品を見て確認を。
他にもいろいろ言いたいことはあるけど、あんまり言うとネタバレしまくっちゃうのでこのあたりで止めときましょう。
と言うわけで、両方見てほしいわけですが、順番は
ベイビー → スパイダーマン
のほうが良いですよ。ベイビー後に見ると、いたたまれなさが過ぎ過ぎて辛いです。
「ベイビー・ドライバー」本当にいい映画です。
ストーリー・演出・構成がとにかくいい上に、ベイビー役アンセル・エルゴートの少ない台詞ながらも彼の心の動きが直に胸に来る演技、ドク(ケビン・スペイシー)の悪役ながらもどこか憎めない感じとか、流れる音楽、流れ走る華麗なドライビングテクニック、どれもこれもが最高です。
夏の終わりの鑑賞に是非どうぞ。