宝塚のネタがございませんので、チョイと昔話を・・・。(かなり長文です。注意)
宝塚との関わりは幼少期からございまして、父の勤めていた会社の福利厚生で宝塚大劇場を貸し切って「家族慰安観劇会」なるものを行っていました。時期は必ず4月なので、毎年初舞台生を見るチャンスに恵まれていたわけです。
当時は、宝塚ファミリーランドという遊園地と併設されていたので、観劇会に出れば遊園地にもタダで入れます。貧乏人(゚Д゚)@謎一家の狙いは観劇よりも遊園地でした。
小学校ぐらいまでチョイチョイいっていましたが、ある時まで一度だって観劇が楽しかったことはありませんでしたね。とにかく「遊園地に行くための苦行」のようなものでした。
でも、今でもそうですが、広くて宮殿のような大劇場に入るのはお姫様気分で楽しかったですね。お出かけですから、お気に入りのお洋服を着ているから余計です。(゚Д゚)@謎も女の子だったんだねぇ(遠い目)
そんなわけで、行ったり行かなかったりしていました。
さて、じゃあ、どうして舞台特にミュージカルにはまったかというと、母がどこぞでせしめてきたミュージカルのチケットがきっかけでした。そう、今でもロングラン上演されている
「 ア ニ ー 」
です。初演を見に行って、もう、メチャメチャ子供ながらに感動したんですね。そっからもう、ミュージカルにのめり込む。
どれぐらいのめり込んだかというと、レコード(CDじゃありませんw)を買って貰って、しょっちゅうプレーヤーの前でレコードに合わせて歌い倒していました。おかげで歌詞カードはくしゃくしゃでしたね。
いやー、しかもアニーのオーディションのテレビ番組を見て、「私も受けたかった!!」と母にぼやくぐらい、はまってました。受けても落ちるわ~い(笑)
そうすると、その辺りで当然年1回の宝塚にも目が行きます。でも、こんどはミュージカルはいいんだけど、ショーがワケが分からなくて苦痛でした。今は割とショーが好きなんですけどね。大人になって趣向がかわったようです(笑)
そんな中、「ある時」がやってきました。
宝塚で初めて感動したのです。その作品がなんと、
「風と共に去りぬ」
でした。芸事にうるさい母も「すごく良かった」とぶっちぎりで褒めてたぐらいです。
いやー、だからね、ワタクシ、植田御大をケチョンケチョンにはけなせないんですよ(苦笑)
風共に感動したのは、紛れもない事実ですからね~。
かえって今の迷走っぷり何だかが悲しいですね。
まあ、こういったわけで、ミュージカルを通して舞台というものに興味を持ったわけですが、なにせ(゚Д゚)@謎家は貧乏。タダ券を貰うしか舞台を見る手段がありません。
中学生だったか高校生だったか、劇団四季の「CATS」が話題になって、同い年の従姉妹が見に行って大絶賛。そりゃ、見たくなりますよね?
当然、「見に行きたい」と母にせがんだんですが、
「○○ちゃんちはウチよりお金持ちなの。ウチにはそんな余裕はない」
と・・・。
Σ( ̄ロ ̄lll)ヤッパ、ウチハビンボウ!?
話題の作品だし、映画も遊園地もいかないんだからそれぐらいは・・・と思っていたのに、これは驚きました。なので、いまだに根に保ってますw
あ、もちろん成人して働いてからは行きましたよ~。
敵を討った気分になりましたね(何の敵だw)
と言うことで、宝塚にどっぷりはまるあの名作がやってきます。
それはまた明日(^^)/
ここまで、しょうもないお話しに付き合って下さってありがとうございました
m(_ _)m