ぶっちゃけ江原啓之って雲散くさいと思って大嫌いでした。そりゃああもう、ＴＶ画面に出ているのを見ているだけでチャンネル返るぐらい嫌い。美輪さんは好きなもんだから、「なんでこんな人を大絶賛するんだろう」と思ってましたね。
もちろん嫌いな理由は霊視。
勘違いしないでください、霊の存在を否定するわけじゃないんです。むしろ逆で、霊は存在するし、霊障というものも中にはあると思います。
でもね、日本のＴＶでやってる霊的なものを扱う番組って何でもかんでも不幸ごとをやれ「先祖の祟りだ」「自縛霊だ」「怨念だ」と霊のせいにするのが嫌いなんですよね。ましてやそれで金取るなんて詐欺です。
霊がいないときにはっきり「いない」と言わない霊能力者なんか信じません。
なんで行けば必ず霊がいるねん。んなわあけあるかい。
不幸が続けば先祖の祟りか？なが～い歴史の中で、恨みを持って死んでいくご先祖様なんかどこの家系にもおると思うぞ。ちゃんと祀ってきてる？恨みを持つ死に方をした人間を昔であればあるほどきちんと供養したとはおもえんな。
そりゃ中には本当に自縛霊だの先祖の祟りってのはあるだろうけど・・・そんな多いとは思わないんだよね。
で、今日のフジテレビのＳＰを見て、江原さんへの見解を変えました。
霊能力が本物かどうかなんか知りません。でも、少なくともこの人は霊というものを必要以上に怖いものにしたり、何でもかんでも霊のせいにしたりしないんですね。その時点でまず、人の害にならない。
その上で、言ってることも結構まともだし、この人の言葉で救われる人がいるのも納得できる。
何で番組を見る気になったかというと、外国の霊能力者が紹介されていたので興味をもって見てたら江原さんが出てきたわけ。
海外はね（特にイギリス）、科学的に霊というものを研究してたりするぐらいなので胡散臭さがちょっと薄い（自分的に）。
で、「え～、江原～」と思ってたら、なんか上手いタイミングで「霊能力者の本物と偽物の見分け方」の話になって、それが非常に納得いったわけ。
１．霊を怖いもののように思いこませない
２．主体は必ず自分である。教祖や霊に主体を置くようなものは偽物
だったかな？主体の話は、江原さんの説明がわかりやすかったんだけど、鳥頭だから忘れちゃったよ。
で、見てると霊がいないものには、はっきり「いない」って言うんだよね。
そいで、霊視で守護霊さんに教えてもらったその人の性格とかを元に、いわゆる心理カウンセリングを行うと。「交通事故が多いのはあなたが不注意だからですよ、もっと注意してください」とか、仕事が続かない人には「マイペースで人の言うこと聞かないでしょ」みたいに。
まあ、守護霊さんに教えてもらったっちゅうのが何ともうさんくさいもんですけど、そんでも言ってる性格とかが当たってたら、納得のいくこと言ってるしね。
変に脅したりしないし、必ず褒めたり励ましたりしてて、「あ、本当に人を助けたいと思ってる人なんだな」ってのはよくわかる。
助けるために脅かすことも必要だけど、よっぽどでなければ必要ないと思うんだよね。褒めること、励ますことをしないで脅してばっかりの霊能力者とか占い師って絶対偽物。（あ～まあ、細木さんは褒める時も励ますときもあるから何とも言いようがありませんな。あんまり好きじゃないけど）
んなわけで、江原さんへの評価を１８０度変えたのでした。っていうか食わず嫌いだったんだね～。
ま、だからって人に大々的に勧めたりはしませんけどね。ドンだけ金取るかは知りませんけど、カウンセリングをお願いして害になることはまず無いかな～とは思う。
こんなのはマイナスにならなきゃいいんです。０（ゼロ）で普通、プラスになったら儲けものぐらいに思ってなきゃね。
と思って調べたら、個別のカウンセリングやってないんだ。
やたら本出してるし、やっぱ雲散くさい？(^_^;)
まー、個別カウンセリングなんか日常的にやってたら精神すり切れるよなぁ・・・。霊能力が本当であればあるほど。
