家から徒歩10分のスーパーでお米を買うことにしました。
「19年度産あきたこまち」が5kg1980円
「19年度産ひとめぼれ」が4kg1780円
でした。そして、今日は10%割引のクーポンを持っています。
あなたならどちらのお米を買いますか?
前の記事で、国際学力到達度調査の話を書きましたが、読解力が低い理由について今日の読売新聞に出ていました。
もちろん、例文に出ていたのはもっと複雑というか真面目な文章ですが、私の頭が馬鹿なのでもっと簡単にして解釈してみました。
上記の問題では、答えは別にどちらだっていいのです。
ウチは米食い虫の妹がいるため、いかに安く米を取得するかが至上命題なので、キロ単価の安い「19年度産あきたこまち」を選びます。
キロ単価で考えたときに、割引後の単価は
「あきたこまち」→356円4銭
「ひとめぼれ」→400円5銭
なので、よりやすいお米を買いたいので「19年度産あきたこまち」を買います。
さて、中には「値段に関わりなくあきたこまちを買う」と言う人もいるでしょうし、「腕力に自信がないので軽い方を買う」という答えだってありです。それを他人にも分かるようにキチンと説明できればOK。
ここで、日本の子供はどちらを買うかの答えを出せたとしても、なぜそういう答えを出したかの説明を書けないそうです。
読売新聞に出ていた問題では、落書きの賛否について「賛成意見」「反対意見」の文章があり、それを読んで自分は賛成か反対かを答えます。しかし、それだけでなく、両方の意見に触れながら自分の考えを書き、「~だから私は落書きには○○です」としなくてはならない。
コレは確かに、マークシート問題や○×問題で育った子供には難しいことですね。
もしかしたら、今の子供達の言語がやたら貧弱になっているのはこういうところにも問題があるのかな、と思います。いや、「ギザカワユス」とか「鬼スゲー」とかの語感は別にかまわないんだけど、物を説明させると「そこんとこ、何となく分かるじゃん」ってすぐ言い出すんだよね。わかんねーから聞いてんだよ、おばさんは。
いやあ、しかし、5キロのあきたこまちは重かったよ・・・w
米売り場の前で必死に暗算でキロ単価計算してました(爆)理系の人なんですが、計算は電卓任せなんで暗算は苦手なんですわ~。