ハリラバ観劇2回目
う~~~~ん :(;゙゚'ω゚'):
友人には「ブログには書けない」とは言ったんですが、なるべく穏当な表現で言いたいこと言っちゃっても良いかしら?
いや、自分のブログなんだから何言ったってかまやしないって思う方いらっしゃる方もいるかも知れませんが、広く誰でも見られるように公開している以上はそれなりの配慮は必ずするべきなんです。よく、ジェンヌさんをはじめ芸能人の方の写真のスキャン画像とかブログに載せて人いますけど、誰でも見られるようにしている以上は著作権における一般的解釈の、「個人の使用範囲」を超えた使用なので、明らかに著作権違反だとかね。
だもんで、今回書くことはその生徒のファンにとっては不愉快な事だろうから書かないでおこう、とも考えたんですけど・・・例え贔屓であっても厳しいことを書くのが信条としてきているので、やはり書かせていただきます。
以下、大空さんのファンの方は読まないで下さいね。あと、ネタバレNGの方も
携帯の方はここで読むの打ち切っちゃって下さいね。
読んだ上でただ単に「不愉快だ」という苦情は受け付けません。まっとうな議論としての反論であればコメント欄にどうぞ。
で、私が大いに納得いかないのが、ユウヒさんなんです。
イタリア系に見えない。あまりにも感情を抑えすぎている。
いえ、抑えてもなお滲み出る苦悩ってもんもあります。でもそれすら、私には感じられない。
どっちかというとパリジャン、フランス映画の監督の方がしっくりと来る。
もちろん、普通ならそれでもかまわないでしょう。なんたってカッコイイこと関して右に出るものが居ませんから。宝塚だもん、格好良ければとりあえず良し。
しかし、しかしですね、それだとかなりの悲劇性を孕んだリチャードに、観客の共感性において負けてしまうんです!!
べつに私の贔屓がリチャードやってるからとかそういう問題ではなく、客観的にみてもリチャードの悲劇に観客が取り込まれたままになっているのではないか、と。
そこで、やはり「残されたものの悲哀」を強く出さないと、観客は主人公の元へ帰ってこない。感情を抑えて抑えて、慟哭で爆発させているようにも取れるけど、どうにもその辺の感情の流れが薄すぎる。
景子先生が主人公の出身国の背景に、「フランス」ではなく「イタリア」を選んだのはその辺りの部分の芝居で観客を「残されたものの悲哀」へと誘うために計算したんじゃないかと思うんですよ。
ラストまでにローズに対してもっと激しく、もっと情熱的に愛をぶつけたっていいんじゃないかと。ぶつけちゃ居るけど、どーもなんかこー、情熱的じゃないだよね。もう、自分の元にローズの心があるのは分かっちゃってるから安心してるっぽい感じがして。
ガンガン情熱的に愛をぶつけていた人が、悲劇を前にして感情を出せなくて・・・そして慟哭、なら、かなりグッと来ると思うんですけどね。そして、そこで最後の最後のシーンで「喪失と再生」となるのではないかと。
結局、ユウヒさんのステファーノに対応させるには、あまりにもリチャードを書き込み過ぎちゃったと言うことになってしまうんですよ、ユウヒさんを擁護するには。でも・・・そんな擁護する意味あるのか?演技で切り抜けられる問題を。
リチャードを単なる「自分勝手な嫌な奴」ぐらいにしておけば良かったのかも知れません、悲劇性は排除して。作品全体のバランスを考えれば。
(でも、それはあひちゃんファンのオイラには・・・うぐぐ)
そんなに演技力も表現力も無い人じゃないと思うんですけどね・・・。ユウヒさんの主演作は初めて見たので何とも言いようがないんですけど。
なんか、良作なだけにちょっとしたことが凄く引っかかっちゃうんですよ。ユウヒファンの方には申し訳ないですが。
いや、あひちゃんの歌とか園加の歌とか、やべぇ・・・みたいなのはこの際・・・(ry
それにしても・・・あひちゃんは突っ込む場所がないぐらい出番がないぞwww
なんか、渾身の一撃を食らわせて離脱するもんだからほんと、インパクトが凄すぎるんだよなぁ。出番少ないのに得な役と言えば得。
園加は演技とかダンス以外の部分が本人比でかなり良くなってますね。これからも伸びるかも。歌い出したときは手に汗握っちゃったぞw
そのようなわけで、気分を害したファンの方々には申し訳ありませんが、以上が率直な感想です。まあ、個人的な感想なので。
・・・・・・そういや・・・あひちゃんはアギラールであのジョルジュ和央ようかと対立したり花總まり様にとんでもないことしでかしてましたね。甘く見てると危ない人だったの思い出した。