とある日、「東京は舞台が沢山あるけどどう?」と聞かれたことがある。メールなのを良いことに返信せずにスルーしてしまったが・・・どうなんだろうと今でも考えてしまう。
なにしろ、あひちゃんが宝塚を卒業してから仕事が忙しくなりつつあることもあって舞台自体を見に行けていないのだ。だから正確な答えは出せないのが正直なところ。
ただまあ、ワールドワイドな当ブログ(笑)なので、まずは「あなたが国外旅行が出来て、英語が理解できるのなら、ミュージカルはブロードウェイかロンドンにお行きなさい」、と言っておきますか。
なにしろ日本のミュージカル事情って、宝塚を除けばだいたいはブロードウェイミュージカルの日本語版が多いわけですよ。しかも、劇団四季以外はTVタレントなどの起用が目立つように思えるので、技術的にどうかと問われると・・・本場には負ける気がする。
ただ、国外旅行も出来ないし英語だってわかんない!!という大勢の日本人(私も含む)にとっては高いお金をかけなくても、言葉がわからなくてもブロードウェイミュージカルが見ることが出来るのはとてもありがたい。
日本在住のミュージカルファンには「東京、いいよ!」と言うだろう。
何かの雑誌でみたが、東京というのはブロードウェイやロンドンを抜いて劇場の数が多いそうだ。
もちろん、それだけ多くの「舞台」が繰り広げられているわけだけど、日本の芸能界の土壌は「芝居」英語で言うところの「ストレートプレイ」が中心なんじゃないかな、と思う。
ストレートプレイはとにかく毎日どこかで大きい劇団からアマチュアまで、東京の至る所で幕が開いているし、脚本家や演出家もけっこう数がいるように思う。ミュージカル脚本書けたり、演出できたりできるのって、宝塚の座付きか劇団四季の浅利慶太大先生ぐらいでない?まあ、私が不勉強なだけかもしれないけど。
ただ、ストレートプレイってのは見る人の国民性があわないとちんぷんかんぷんになる可能性が大きい気もするけどどうなのかなぁ。でも、世界に誇るショービジネスが日本で作れるとしたら演劇のような気もします。いや、そりゃあらゆる各分野で色んな人が頑張ってますから決めつけるのは良くないけど。
演劇勉強するなら、日本(東京)にもきてね。ってのは・・・まあ、言えるかなぁ。
ただ、日本語わからないとダメだけど・・・。
こういうの書いてると、ホント英語が出来たらなぁ、と思うわけですよ。
ミュージカルは言葉がわからなくてもある程度わかるかもしれないけど、ストレートプレイだと(とくにシェークスピアあたり)もう、語学が出来ないとどうにもならないわけで。
旅行できなくても今はDVDとかで見るだけならできますからね。そりゃ生を見るに越したことはないけど。
映画もできたら字幕無しで見たいんですけどね~。
そんなわけで、超私見の東京のシアター事情でした。
そういや、日本のミュージカルって宝塚OGに負うところも大きいよね。宝塚か劇四季のOG・OBが多い。よく考えたら、日本で組織的にミュージカル役者を育成出来てるのってその二つだからなぁ・・・。
もっと実力主義のオーディションでガンガン抜擢するためにも、有力教育機関が増えるといいかもしれないですね。
といりあえず雑感私見ですので個人的意見をコメントくださるのはかまわない(他の読者の為にもなるので)んですが、喧嘩ふっかけるのはやめてくださいね~。よろしくです。
でわでわ!!