母が連休にどこか花を見に行きたい、と申しますので鎌倉の鶴岡八幡宮まで牡丹を見に行ってきました。
驚きママンは、信号渡った先にバス停があるので信号待ちいるところ、乗りたいバスが通過してしまいそうになりましたら、手を挙げてバスの運転手に合図を送り、見事バス停で我々が走ってたどり着くまで待ってくれちゃったりなんかして・・・。
ママン、バスはタクシーではありません・・・。
さらにママン、江ノ電に初めて乗りました。
すげー込み合った電車の中で最後尾を陣取り、いそいそと一眼レフを取り出します。
そう、窓越しに風景を取ろうというのです。
江ノ電、けっこう揺れます。娘はひやひやしながら母をみておりました。
鎌倉なんぞいくらでも来れるんだから、写真に収める必要ないだろうよ、母よ。
それにしても、連休なので小町通の狭い道は人であふれかえり、鶴岡八幡宮も人だらけ。そんな中でもやっぱりやってました、結婚式。完全見世物状態・・・・。けど、雅楽の生伴奏で神楽を舞ってもらえたりとか結構いい感じです。
さて、あっちふらふらこっちふらふらと店を冷やかしながらだったので、かなりゆっくり駅から八幡宮まで行き、牡丹園に行ったらちゃっかり拝観料とられました。500えん。
でも、綺麗な牡丹が見放題。
面白いのは、雨に当たらないように一つ一つの牡丹に傘がさしてあった事。それもなかなか情緒があって素敵でした。
今年は花も早いらしく牡丹がわりと咲き終わってるものがありました。もちろん、まだこれからの牡丹もあるのでGWがちょうど見ごろかもしれません。ちなみに藤は通常牡丹の後に咲くらしいんですが、こちらも満開状態になっていたので藤の花を観に関東の名所に行かれる方はGWが勝負かもしれません。
牡丹を見た後は、八幡宮を参拝して源氏池にある弁財天さんに行ったら平和の象徴である白いハトはわっさわっさいてびっくり。なかには白と茶の鳩もいたりして。突然変異と言うか遺伝でしょうなぁ・・・。
中に白鳩が白鳩を追い回しており、鳩の世界にもストーカーがいるのを知りましたw
行きは小町通という狭い道路を通りましたが、帰りは若宮大路をとおりました。
この道は、真中に花で彩られた遊歩道があるんですが、思わず「はなの道」と言ってしまうのは宝塚ファンなら身に覚えのあることではなかろうかと(笑)
この大通りの駅に向かって右側に、陶器がたくさん置いてある洒落た店があるんですが、その二階が喫茶店なんですね。陶器大好きな母は
「アイスコーヒーが飲みたいけど、アイスだとガラスだよね。茶碗みたかったらホットよね」
と言ってホットを選択。私もホットコーヒーとケーキを注文。
予想通り、素敵なカップとお皿で出てきました。
母のカップは紅葉、私のは藤、ケーキ皿は綺麗だしシュガーポットは魚をかたどった素焼き。
コーヒーも美味しくて、なかなかいいお店でした。
コーヒーについていた掬う部分が桜になっているスプーンに一目ぼれした母は、スプーンと菓子フォークのセットを金銀にセットお買い上げ。
ちなみに、小町通にはガラス瓶を芸術的に再生(口を伸ばして形を変える等)しているお店があり、ワンカップ大関を再生した一輪挿しの花瓶を母が購入。
母の乙女心をくすぐる何かが
鎌倉にはあるようだ・・・。