謎のブログ

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喜ばしいことです

同性婚、全米で合法 

最高裁「禁止の州法は違憲」

 アメリカ最高裁が、26日に同性婚について禁止している州法は違憲である、と言う判決をくだしました。

 私は、この出来事を拍手喝さいを持って祝いたいと思います。

 同性愛を認めると出生率が下がると言う向きもありますが、そんなところを禁止するよりも子育てにかかる費用の軽減や、待機児童減少への取り組み、あと個人的には一定数以上の子供を持つ家族への住宅費の補助などが必要ではないかと思います。

 とかく、子育てに困難があり過ぎて会社でもふたりまではつくっても、3人目を躊躇する親は多いです。金銭的に無理だと言います。子供を作りたい人の応援を積極的にしないで、同性で好きになるという生まれついてのどうしようもないことに対して差別をすると言うのはおかしな話です。

 あ、あと同性愛が後天的であるという意見がありますが、先天性の人と後天性の人が居ると思うので全部を後天性でくくって「治る」とか言うのは横暴もいいところです。もちろん、中にはずーっと同性が好きだったのに異性と付き合ってみたら付き合えた!っていう人も居るとは思いますよ。でも、みんながみんなそうではないからね。

 同性婚のカップルでの子育てに関しては、何とも言えませんね。

 ただ、子供はそもそも親を選べません。

 男女カップルの親が最悪の毒親であることもあるわけです。

 そう考えた時に、同性婚カップルで素晴らしい人柄の親とくらべると、どちらで育つのが幸せなのか、という話です。

 ただ、これも子供によって考え方が違うでしょうから、毒親でも男女カップルで良かったと思うかもしれないし、パパふたりでも幸せだよ、と思うかもしれない。逆に毒親なら要らない、と思うかもしれないし同性カップルのせいでいじめられたから不幸だったと思うかもしれない。

 こればっかりは、難しい問題です。

 ただ、親から引き離されて施設で育つ子供を見たことのある経験から言うと、どんなカップルでも「育てたい!愛したい!」と思う親の元で、親のない子供が育つチャンスが広がるのなら・・・ありなんじゃないかな、と。

 どんな子供も、愛される必要があるんです。

 その愛が、同性婚の愛と異性婚の愛で差があるとは・・・私は思わない。

 ただ、ね、先にも書いたように当事者の子供にとってどうなのかはわからないので、悩みますね。

 

 とにもかくにも、世界に影響力を持つ大国・アメリカが下した判断は、LGBT差別に悩むその他の国々のLGBTの人たちの希望になると思います。

 早く日本も差別されなくなるといいのになぁ。

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