謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

和央ようか、宝塚卒業の日

 とうとうこの日が来てしまった。

 そんな感じで7月2日を迎えました。

 本来なら、FCにも入っているから東京宝塚劇場にいって、サヨナラパレードのガード(と言っても要するには沿道に並ぶだけ)に参加しているべきところなのですが、あいにくとこの日はどうしても仕事の都合がつかなかったので泣く泣く職場でたかちゃん(和央)を思うだけでした。

 思えば10年近く、和央ようかは自分の中で大切な存在でした。

 舞台で頑張っているたかちゃんを思って、辛いことを乗り越えたこともあります。たかちゃんの舞台を観ると、元気になれました。

 FCに入って2年。ガードと言う名の入出待ちに行ってお手紙渡しをするたびに、たかちゃんの笑顔がとてもうれしくて、日々の憂さも晴れたものです。

 そんな、和央ようかとのお別れの日。

 最後にひと目、宝塚のたかちゃんに会いたかった。本当に残念でなりません。

 ところで、最後の挨拶で必ずトップスターが言う「これからも○組をよろしくお願いします」ってのがなかったとかで、かなりネットとかで叩かれてましたね。

 何度も何度も袖に引っ込んでいたのに、うっかり忘れたなんて事はないだろう。同じく退団する下級生が「宙組最高!!」とか言っているのに気づかないわけないだろう。故意にやってて悪質だ、と。

 まあ、なんつうか、たかちゃんだったら正直、思いつかなかったってことありえるんだよね。たかちゃん、挨拶考えてないらしいからいつも。さすがに、メインの挨拶は考えていたとは思うけど、そのときに一言入れておかなかったのが敗因かもw

 万一、故意だったとしても、それは決して悪意からやったことではないと思う。今までの組子に対するたかちゃんの発言や、組子からのたかちゃんに対するコメントなんかを見てても、組子の事を思っていないわけじゃないのはよくわかるから。

 ファンならその辺わかってるから、とりたてて「宙組をおねがいします」ってのがなくてもそれほど騒ぐこともないってかんじかも。言ってくれた方がそりゃあ良かったけど。

 まあ、トップの退団ともなるとファン以外の人間も注目するわけだから、その辺も考えて、本来は言うべきだったでしょうね。

 でもまあ、個人的には「嘘でもいいから言え」という論調にはちょっとついて行けなかった。思ってないことを口にする必要なんかない、実のない言葉なんかいらない、と普段思っているもんで。そういう人間のせいか、「言わないなんておかいしい」と言う固定観念に縛られた論調はあんまり賛同できなかったですね。

 別にねぇ、言っても言わなくてもいいじゃないの。だめなもんですかね。

 あとまあ、過剰に叩かれた理由の一つは「タカコさん最高」と相手役の花總が言い、「このコンビを忘れないでください」とたかちゃんが言い、それ以外はファンに対するありがとうの嵐で「お前ら自分らのことしか頭にないんか」という流れだったから、ってのもあるんですけどね。どっちかというと、そのことが鼻につくからよけいに決まった言葉を言わなかったことが頭に来るのかもしれません。

 宙組のみんなに対する感謝の言葉は、一回ぐらいだったからなぁ。せめてもう何回か、おきまりの言葉じゃなくても組に対する言葉があればよかったんでしょうね。

 まあ、たかちゃんっていつも挨拶がイマイチな人だったので、サヨナラの挨拶は「あー、最後の最後までたかちゃんらしい挨拶だよ」と思いました。いやあ、もう、どんな挨拶でもファンに対して「本当にありがとうございました」ばっかりだもん。

 なんだか最後まで「和央ようか和央ようかのままだったなぁ」と思わせる、ラストディでした。

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