謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

近所の喫茶店の怪

 なんか、本当に(゚Д゚)@謎の周りには怪が多いですね(笑)

 ウチの近所の商店街には喫茶店が4店もある。1店はドトールなんだけど、他の3店はなかなか個性的な喫茶店だったりします。それについてはまたの機会に。

 で、そのウチの喫茶店のひとつが、とてもケーキが美味しくてコーヒーも美味しいし、お店の雰囲気も落ち着いた感じで清潔で綺麗なんです。そして、なんと言っても、夫婦でやってらっしゃるのですが、お二人とも物腰が柔らかくて親切。

 おかげでかなり居心地がいいので、1回入ると必ずケーキとコーヒーを頼むので800円~2000円ぐらいかかっちゃうのに散歩帰りに必ずと言っていいほど寄ってしまいます。

 

 そこで、読書したりメール打ったりスケジュール帳の整理をしたりするのですが、時々それらを邪魔する事態が発生するのです。

 そう、それは他の客の会話。

 他人の話を盗み聞きなんて、はしたないことだと無視を決め込むのですが、それが出来ないような話が耳に飛び込んでくることが多いんです、ここの喫茶店。

 他の喫茶店にも行きますけど、あまりそんな事態に陥ったことがありません。

 

 一番はじめは、年頃40代とおぼしき男性と年配の女性の会話でした。

 言葉の端々に、「ドキュメンタリー」だとか「私の意図したように構成されていない」だとか、「取材をさせていただいた方々の思いは・・・」等という言葉が聞き取れる。

 どうも男性はテレビ業界の人で、女性は子供関係の活動をなさっている方のようでした。

 自慢じゃないけど私、東京に出てきてからそろそろ2桁に近づいてきましたが、芸能人を街角で見たこともいわゆる「ギョーカイ」の方にもあったことがございません。

 耳がダンボになる私の気持ち・・・分かりますよね?

 

 そこの喫茶店はそれだけではありません。

 あるときは、30代後半の男性と初老の男性が向かい合わせに座り、30代の方が

「取材に当たりまして、テープレコーダーを回しますがよろしいでしょうか?」

と言うではありませんか!!!

取材!?Σ(゚Д゚)

 どうやら、若い方は雑誌のライターさんで、初老の男性は昔、文学座などの演劇の舞台周りや映像関係に絡んでいた方のようでした。

 ま、取材内容については秘密・・・ってことでね。

 

 いやあ、2回も「ギョーカイ」の人が打ち合わせや取材する場面に居合わせるなんて凄いな~なんて思っていた矢先、今度はなんだかよく分からないけど不可思議な男が現れました。

 小太りながら、上品なおば様と胡散臭い感じの60歳近い細身の男性。

 おば様はともかく、男性はなんか気質の匂いがしません。あてにならない(゚Д゚)@謎の感がそういいます。

 男がほとんど一方的に話しています。

「映画の企画書書いたり、来年クランクインするから忙しかったんですよ」

 映画!?クランクイン!?映画業界の方!?

朝青龍?戻ってきますよ(当時まだモンゴルにいた)。直接彼と電話したけどね・・・」

 朝青龍に直接電話できる!?マスコミ!?

「北海道の筋子あるでしょ?あれなんかね(中略・・・内容忘れた)随分儲けましたよ」

 北海道で筋子で儲けたぁ!?

ヽ(゚∀。)ノあんた一体何者や~~~

 しかも、おば様はかなり遠くから上京されているようで、「次はいつお越しですか?」の男性の問いかけに

「○月にオペラを観に上京しますよ」

とあっさりお答えになっていました。

 オペラ観るために遠距離から上京するってどんだけ~~~~

 しかも、雲散くさいおじさん、おば様にお花までプレゼントしてヨイショしている模様でした。そして最後には名刺をおば様に渡して終了。

(゚A゚;)真剣何者?

 

 妹に、怪しいオッサンの話をしたところ、

フリーライターじゃない?映画の企画ってのは脚本書きたいから企画書を持ち込むんだよ。朝青龍とか筋子とかは記事にしてマスコミに売り込むんじゃない?」

とのことでした。なるほど~~~~~

 

 しかし、こんな「ギョーカイ」の人がウヨウヨ打ち合わせに来るウチの近所って一体どんな所なんだろう・・・確かに渋谷や下北沢には近いけどさ。

 あと、そこの喫茶店自体が感じがもの凄く良くてケーキが美味しいので、女性の接待がてらの打ち合わせにはもってこいなのかも知れません。

 

 それにしても、凄い喫茶店だなぁw

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