ヅカ仲間の友人や巨大匿名掲示板では、よく
「裏打ちの時に表打ちされて気持ち悪い」
と言う話題がでるのですが、私はどっちでもいい人だったりするのでこだわりがありません。
ただ、今回のME AND MYGIRLの観劇のうち、2回ほどお年を召した方のお隣になったのですが、お年を召した方には裏打ちは難しいみたいです。
凄く頑張ってみんなに合わせようとなさるんですけど、ドンドンずれて行っちゃうんですよ。それで、慌ててまた合わせて、を繰り返しているのを感じると可哀想で。
本当にね、頑張って合わせようとしているのがひしひしと伝わってくるんですよ。でも、表打ちになって行っちゃうんですよ。
ランベスウォークの楽しい場面で、手拍子を気にしながら見たら楽しさ半減じゃないですか?
なんだか、そう思うと、「裏打ち裏打ち」とうるさく言うのもどんなもんかな、と。出来ない人は表打ちでもいいんじゃないかな。揃っている方が確かに観客も役者さんもスカッとすっきり楽しいとは思いますけど。
出来るのに裏打ちしないのは、そりゃどうよ、と思いますが、出来ない人にそれを求めるのは酷じゃないかと。特に宝塚は子供からおばあ様まで幅広い年齢層の方がご覧になる劇団ですし。出来ないことは仕方ないじゃないですか。
ちなみに私は、裏打ちは身体自体でリズムを取りながら打たないと打てないので、後の人から見ると激しく怪しい人になっていると思います(爆)指差してお笑いになってもよろしくてよ(自虐)
ま、今回の公演でちょっと感じたことでした。