某巨大匿名掲示板で、歌劇10月号の高音低音に掲載された一番最後の投稿が、宝塚関係の書籍について語るスレッドで話題になってました。
私は何に驚いたって、高音低音を読んでらっしゃる方が結構いるんだなぁ、と言うことに驚きました。
ハッキリキッパリ言って、こういう関連企業が作ってる雑誌・本なんて投稿であっても太鼓持ち的なものしか載っていないと思っているし、プロの方の劇評だって劇団の息がかかっている可能性が高いのではなっから読まないんですよね。そう言う変な力のかかった批評って好きではありません。
素人でも、率直な意見が書いてあるブログの方がよっぽど面白いと思いますもん。
どの雑誌でも、投稿ページで私が読むのって投稿のチョイス秀逸で笑わせてくれるものですね。そういう投稿ページは大好きです。今は買わなくなりましたが、週刊アスキーとかファンロードとかw(ファンロードなんて何人が知ってるんだろう)。
で、スレッドで話題になっていたのは、劇団に対する苦言の投稿だったから。スレッドでの反応はまあ、さまざまですが。
私も読んでみて、「へ~、こんな投稿も載るんだ~」と感心しましたね。あえて載せた編集の方は結構英断に近いと思いますよ。
まあ、書き方に若干引っかかる点が無くもないのですが、「夏休みなのになぜ、マリポーサの花なのか」って、きっと多くのヅカファンが思ってると思いますよ。「炎に口づけを」も夏休みだったのにドーヨ的な感じだったしなぁ。
その辺り、どの組が夏休みに公演が当たるとか分かってるんだから、いくらでも調整が利くと思うんだけどな。まあ、大人向けであっても良作は子供が見て悪いって事はないけどね。スカピンなんか大人向けだけど、子供が見ても面白いし楽しいんじゃないかな?音楽もいいしね。
時代のズレとかの辺りから後は、人それぞれの感じ方ですね。
私的には賛同しかねましたが。専科の出演は外部からの客演と同じようなものと思っているので。組がひとつのカンパニーですから。あと、殉情のような作品をやることは今の生徒には必要なことだと思います。時代劇だってやるのが宝塚なんですから。古典を習得するというのは音楽でも落語でも小説でも多くの芸事に置いて必要なことだと思います。
で、結局他の高音低音は読んでません。いや、読もうと思ったんですが、どうにも見ていない公演の評は読みにくいもんですね。
(;´▽`A``
そうそう、今月号を読んでみて意外と面白かったのは「ワールドワイドオブタカラヅカ」の切られ役福本さんのお話。大部屋俳優の裏話的なお話しや「(アクションで)怪我した人間は怖くて使いたがらないから、やせ我慢をする」といった苦労話まで、読んでいて楽しかったです。
おまけ:
今日本屋に行ったら一駅先の本屋さんで歌劇を売っていました~♪
2年前、その本屋の系列店軒並み宝塚関係の本は置いていなかったので、それを考えると要望が多かったのかな?数が少なそうなので、発売日に行かないとなさそうですけどね。
いや~、2年前、引っ越してきて近場の本屋軒並み当たって1軒も歌劇・グラフが無かったときは悲しかったですよ。(それで定期購読にした)
今日は本棚に並んでいる歌劇を見て、ちょっと嬉しかったっす。