消防好きを公言しているのに、この映画を見ない手はないでしょ!
ということで、同じくレスキュー好きの妹と見に行って参りました。前売り買ってきてくれたんだ、妹が[E:heart01]
ただね~、レスキュー物って下手に知識があると「んなわけねぇだろ」って場面が多すぎて興がそがれることが多いんですよ。
なので、半分ぐらいは「面白そう」と思うところから割り引いてちょっと、期待するぐらいの状態にして見に行きました。
そして、冒頭から火災現状へ面体付けずに階段を駆け上がるレスキュー(笑)
あーやっぱり、とここで白けた物の、その後の巨大台風発生のメカニズムの説明パートで感心する。
ある日突然、台風が発生しました!巨大台風です!わードッカン!!
ではないんですよ。キチンと巨大台風発生メカニズムを用意してある。何だかその辺リアリティがあります。実際、気象オタクにしたら「んなワケねぇ」かもしれませんが、素人は納得の理由です。
そして、パニックに陥る駅構内。立て続けに起きる災害に対応できず次々死んでゆく人達・・・。
まじ、怖くて泣きましたよ(本気)
以下ネタバレ含むのでお気を付けて下さい。
↓
リアルすぎるよ!!あれは!!
本当に死体がゴロゴロ状態。
あんなパニックが起こったら、絶対こうなるよ、と真に迫った映像でした。
いや、このパニック映像は一見の価値はあると思いましたね。あんな状態になったら混乱押さえるのはまず無理だなぁ。
笑えたのは、大津波が来るところのシーンでフジテレビ社屋が映っていて、ご丁寧に球が外れて浮かんでいたこと。
この映画は日本テレビ開局55周年記念事業なのにいいのか?ww
そして、何より篠原隊長(内野聖陽)が渋くて格好いい!!
篠原弟(伊藤英明)と共に以前は同じ部隊にいて、兄弟で隊長・副隊長だった、と言う設定。これは「ありえねー」と多分思うんですが(そこまで詳しくないが、普通は同じ隊に肉親は入れないのでは?)、そんなことを吹っ飛ばすぐらい、メガトラを手に命令する隊長が激格好良かったっす。
ああ~ん、黒崎たいちょ~~~(内輪受け)
隊員もみんな「臨港レスキュー!?」(内輪受け)ってぐらい熱い隊員だったし!!
レスキューパート萌えでした。
でも、神田はいなかったよ!>友人様
そして、特筆すべきは祐司(伊藤英明)の娘・しおり役の大森絢音ちゃん。
凄い演技が上手くて、子供には酷な演技だろうパニック状態下の地下鉄でのシーンも、迫真の演技でした。そして、笑顔がキュートで生存者の気持ちを癒してくれるんですよ~。もう、ほんと、超可愛い!!
今回は子供にかなり泣かされましたね。
しかし・・・死んじまった同僚隊員の役をやってたの誰だろう・・・。もの凄いインパクトのある役者さんでした。一度見たら忘れられないんですよ。
それにしても・・・岩盤崩落の危険があるのに発破かけるなよ、と思ったのは素人考えか?w
結構、突っ込みどころはあっちこっちあるんですが、見終わった後は「結構良かったじゃん」と思える映画でした。
この映画は大画面で見るべきですね!!
そうじゃなきゃ迫力がありませんから。
なんにせよ、なんだかんだ言って満足した映画でした。
ラストがちょっとお笑いだけどな!!(爆)