どうにも贔屓組の一般前売り日に観劇を入れてはいけませんね。
結局エリザのチケット手配をどうするかで頭が一杯で十分に見切れませんでした。
が、そんな上の空な観劇でも分かることがある。
それは、芝居(ミュージカル)。
正塚先生!スランプですか!?
ということだ。
どうにも切れ味が悪い。前半がもたついているし後半も今ひとつ展開が鈍い。
主人公・ヒロイン・オーランジュ男爵以外のキャラクターに活躍の場が酷く少ないように見える。少ないなら少ないなりに見せ場があればいいのにそれもないように思った。
以下ネタバレありです(極力無いようにはしてますが)
↓
そこへ持ってきて話のラストが
「なんて男にばっかり都合のいい終わり方なんだ!?」
と思わせるもので興醒め。
まあ、現実をみればああいう終わり方が普通なのかもしれないけれど、それにしたってそりゃ無いだろうと。ましてや宝塚は夢を見る場所なのだから、もう少し夢のような結末にして欲しかった。
組子の皆さんは与えられた役を十分に演じているだけに、惜しい。
ただ、笑いのツボはそれなりに押さえてあって、始終退屈・・・と言うわけでもないのは、さすがと言ったところか?そうなのか?どうなのよ?
あと、唐突にアップテンポの曲がかかったりして「何事!?」と思った場面もあって、どうにもそれが気色悪かったりとか。
これで退団って・・・ちょっとなぁ・・・。七帆とか可哀想な気がするぞ。
そういや正塚先生って、くすんだパステルカラーが好きよね。今回もそんな色彩を多用?してました。ヨーロッパのイメージなのかな。
ショーは
岡田テイストだね
といった感じで、脊髄反射的な「スゲー!!」は無いけれど無難に「すてきな宝塚レビュー」といった感じ。
ウメの輪っかのドレスが観られてちょっと嬉しかったです。
これは見れば見る程・・・タイプなのかな?
夢のような上品な場面からラテンな場面もあって飽きずに観られます。
感想少なくてすみませ~ん。
それもこれもエリザベートとあひちゃんの舞台写真が悪いんです。
次回はもう少しちゃんと観られればいいのですが。