さて、コンポストを作りましたら野薔薇とツツジの植え替えです。
まずは道具をそろえるのですが、この写真の中で肝心なものを忘れておりまして、慌てて取に行ったのは内緒です。それは、鉢底網。無いとさすがに土がこぼれます。
黄色いカップの下にある長い物は値の張った鉢から中身を取り出す優れもの。これで鉢の周りをくるっと切り取ると抜けるのです。
あとはワイヤー1.5㎜と2㎜の二種類とワイヤーカッター、計量カップにもなる土コップ?。
水を用意しているのは、野薔薇の土を洗うためのものです。洗わなくてもいいのですが、今回は土を丸っと替えたかったので。
本当は鉢底網を固定するワイヤー(銀色のもの)は1本でいいのですが、鉢の底のくぼみが浅くて安定しなかったため、十字にして安定をはかりました。
黒いワイヤーは、土と木を固定するために使うらしく参考にしたやり方2種ともワイヤーを土に埋め込んでいたので、とりあえずやってみました。
用土を作ります。
赤玉土9・ミリオン1です。
ミリオンといっても宝塚の実咲凜音さんのことではありませんw
ミネラルたっぷりで根付を良くしたり花着きを良くしたりする魔法の土です。土壌改良資材と言うやつになります。
さて、生田ばら苑で購入した野薔薇。
植え替えるので前日から水やりはしておりませんので、からっからです。
鉢から外しました。
下から出ている緑色は鉢底網を固定していたビニールタイです。
根っこを手でぶちぶちと千切ります。
ちょっとの力で千切れない根は千切りません。
鉢に土を入れて、箸で根の間にも土が入るようにつつき入れながら、植えていきます。
ワイヤーで固定しました。固定は適当に木に巻き付いているので、定着したら外さないと駄目ですね。
水をたっぷり鉢底から流れるぐらいやっておしまい。
同様の手順で、土をこの薔薇に使ったものにピートモスを少量加え、さらに小品盆栽用にフルイで小さな粒をふるいわけて、ツツジの植え替えを行います。
ツツジは小さくて根がひげ根しかなかったのでほとんど切らずに土も洗わずに植え替えました。
小さい苗に大きい鉢を使い、大きい苗に小さい鉢を使って逆のように見えますが、実は小さいように見える苗の方が軸が太くてしっかりしているので、大きく育つように鉢を大きくしました。
あ、鉢を拭くの忘れて撮影しちゃった!!
心配なのは、思いのほかミリオンが多くなってしまったので、ツツジ用の酸性土壌が中和されてしまうのではないか、と言うこと。ピートモスをもっと多くするべきだったかなぁと。
まあ、普通の土である松柏盆栽の土で根っこが出て育ったんだからよほどアルカリ性になり過ぎなければ大丈夫だとは思うんですけどね。
さて、植え替え結果が吉と出ますか凶と出ますか・・・。