あまりの寒さに暖房器具を付けようかと一瞬考えた(゚Д゚)@謎です。
まあ、そろそろ着る毛布でも出しますよ。ええ。
さて、昨日の記事では自分の中では珍しく生徒さんに苦言を呈しています。
演出家の先生にはガンガン文句言ってますが、生徒さんにはあまり言いません。
ひとつには、最近の生徒さんはかなり技術的には穴が無い方が多いと言うのもあります。昨日の記事で書いた生徒さんも技術的な問題は無いです。実によくやっていると思います。
もう一つには、やはりどんな生徒さんにもファンの方がいらっしゃいますので、そのファンの方が読まれたときに嫌な思いをするだろうな、と言う気持ちがあるからです。
いや、演出家にもファンはいるだろう、と言われると思うんですが、そこです。
作・演出と言うのは舞台の根幹をなすものですから、ここがしっかりしていないと、どんなに宝塚の生徒さんが優秀で頑張っても作品がグダグダになってしまう。
こんなところで発言したって劇団に届くわけじゃないけど、いい作品が見たいから言わずにはおれないのです。
それと同じで、昨日あえて苦言を呈したのはその生徒さんに頑張って欲しいな、と言う気持ちがあるから、あえて書きました。
宝塚にしても外部の舞台にしても、感想を書くのは一番気を遣います。
ネタバレをしてはいけないと思いますし(ネタバレする場合は公演後に書かなくては、と思います)、どの舞台も頑張って作り上げている方々が役者さんをはじめ裏方に至るまで沢山いらっしゃいます。そのことを考えると、無遠慮に批判はしたくない。
悪い物を悪いとあげつらうのは、実はとても簡単です。でもそれは、無関係の人間でさえ読んで気持ちのいいものではないです。当事者なら尚更。
評論家でもないのだから、偉そうに悪し様に言う必要は全くありません。
それでも、悪く書くときは愛のある書き方をしたい、と言うのは昔からずっと変わっていません。
うん、まあ、宝塚の演出家の先生方を結構色々言ってますけど、先生方を尊敬しています。
だってそうでしょう、脚本も演出もするは、通常の芝居ではあまりない大人数を動かすは、舞台もデカいは、で並みの脚本家・演出家では難しいことをやっているわけですから。
でも、その分、期待も大きい。座付きなのだから生徒さんを輝かせられるのはあなたたちしかいないんだから、と。
まあ、ぶっちゃけ、褒めるところが無くてどうにもならないときは、何も書かないですね。しんどくて書くのが遅くなって流しちゃうこともありますけど。実際、苦手な生徒さんとかいますよ。でも、そんなの書いても仕方ないでしょう。読む人の気分を悪くしてどうするの。
物を書くって、難しいですね。