文法。
これほど私は嫌いなものは無い。日本語の文法ですら、私は理解できないのだ。なんだよ五段活用って。意味わかんねぇ。当然、国語の点数は悪かった。文章書くのが好きな割には、国語の点数はかなり悪かった。
そんなわけで、英語の文法なんてとんでもない!なのだ。
日本語だって文法わかんなくても文章マトモにかけてるし読めてるじゃん。
はじめは、そう思っていた。
が、英語学習でよく言われるのは「ネイティブが十数年二十年かけて身に付ける英語を数年で身に付けなくてはならない」「そのためには、『聞き流すだけ』とか言うのは有効な手段ではない」と言ったようなこと。
そうなってくると、ひたすら丸暗記で覚えてしまうか、言葉の仕組みを勉強するかになってくる。
丸暗記はできない。出来てれば、今頃私は東大か京大に行ってJAXAに就職している(頭の回転が足りないので無理)。
暗記は無しだ。
言葉の仕組み、すなわち文法か。それしかないのか…。
と言う事で、一時期休職から復職するにあたっての回復期に時間が取れたので、英語学習者に有名な「Forest」とかやってました。文法やり出した一番初めはこれまた有名な「Mr.Evineの中学英文法を終了するドリル」「in USE」をやりました。いきなり「Forest」は勧めないですね。本気で文法嫌になるので、中学英文法の薄目の本で肩慣らししてからの方がいいです。
一番下のは「Forest」の問題集です。
Forestあたりはもう古いかもしれませんね。
ただ、Forestはボリュームがあり過ぎて挫折しました。それでも、やった範囲内ではやって良かったな、と思います。
今調べたら、Forestは絶版だそうです。新しいのは、「Evergreen」だそうですよ。
文法の基礎力を身につけるトレーニング (「総合英語Evergreen」完全準拠文法問題集)
- 作者:川崎 芳人 / 久保田 廣美 / 高田 有現 / 高橋 克美 / 土屋 満明 / Guy Fisher / 山田 光
- 発売日: 2019/05/01
- メディア: 単行本
そんなわけでヒーヒーいいながら勉強はしていたのですが、「単語は全部わかるのに意味が分からない」と言う事が頻発していて頭を抱えておりました。単語が分からないと、もう壊滅的に何もわからん。
そんなある日、このブログで何度か登場されている西澤ロイ氏がTOEICのリーディングセクションのドリルを上梓されるということで、発売日近辺で買いました。もう、2年前なんだね。
その前に出たリスニングセクションの本(下記の赤い本)が良かったので期待して買いました。
そのときのレビューはこちら。
さて、こちらが今回ご紹介する「イングリッシュ・ドクターのTOEIC®L&Rテスト最強の根本対策 PART5 」です。
発行年月日から2年かかってやり終わったのかと思ったけど、ブログで確認したら1年寝かせてるので1年かかった計算ですね。でもまあ、2年かかったのと変わらんか、寝かせてるんだから。
結構、勉強するのに負荷がかかります。キツイです。でも、効果があります。
英文法というより、文章をどう分解して理解して読み解くか、という点に焦点を当てた本です。品詞の理解と5文型は覚えないといけませんが、それだけでは読めない部分を読めるようにしてくれる感じでしょうか。
どの単語や文節が何を修飾しているのかというのが分からないと英語って読めないわけでして。SVOとかSVCとかありますが、3単語で終わるわけではないですからね。「赤ちゃんが持っている黄色くて固くて音の鳴るオモチャ」みたいなSがあるわけで。そうなると私なんかお手上げなんですよ。
その辺とかあの辺とか(どの辺だ)を分かるようになりましょうって感じで。
まだまだ全然英文がスラスラよめるようにはなっていませんが、前よりはマシになりました。少し英文が見えるようになったと言いますか。
TOEICを銘打ってますが、TOEICに限らない文章読み解きの虎の巻です。
イマイチ英文良くわからんのよ、と言う方にお勧めします。