調子よくなったから劇評書くつもりだったけど、20時から4本もブログのネタ書いたらさすがに頭がパープリン。
でも、ウダウダしているうちにこの公演終わっちゃうので。
キャラメルボックスが送ります、幕末劇。(あ、普通のお芝居です)
主役の千鶴がちょい頑張りすぎてなにかな~とか(まだ主演には早いかも。でも頑張れ)、若干中だるみがあるかな~とか、登場していない登場人物をもっと際だたせた方がもっと良くなるのにな~、とか欠点はありますが、その欠点を凌駕して有り余る凄さ満載!
脚本はもちろん、破綻してません。笑わせるところを笑わせて、泣かせるところはきっちり泣かせます。
観客には犯人がわかっているのに、登場人物にはわからないもどかしさなんかも舞台に観客を引きつけます。
そして、時代劇に付きものの殺陣!
これが凄い迫力!!!
太刀筋を1センチ以内で見切ってますか?もしかして?
と言うぐらいの緊迫感。あれ、下手したらまともに竹光顔面に激突だぞ。主人公:千鶴ちゃんも殺陣頑張ってます!!
まじ、殺陣になると舞台の空気が凍り付きます。ガチンコだ・・・。
そして、劇団☆新感線からの客演、栗根まこと!
どの役がその方なのか知らないで見たのに舞台に出た瞬間、即わかるというその濃さ!!!また、キャラメルにない濃さなのに劇から浮くことのない絶妙なバランス!!!
もう、笑わせてくれます。あれですね、宝塚月組でこの前やった「パリの空よりも高く」でやったリアクションで笑いを取る手法。もちろん、台詞での掛け合いも絶妙。
この方を見ただけで「劇団☆新感線」の舞台を見たくなります。
んなわけで、
この劇は見ないと損をする!!!!(断言)
ゴールデンウィーク中は池袋サンシャイン劇場でやっております。その後、福岡・神戸と参ります。
詳しくは「演劇集団キャラメルボックス公式HP」へ