日頃お世話になっている友人のお誘いで、目黒雅叙園で開催されている「きもの博」と言う名の展示販売会と「假屋崎省吾の世界」の展示に行ってきました。
ちなみに私は洋服だ!(着物なんかもっとらん ( _ _)フン)
写真は目黒雅叙園の外側庭園の滝でござる。こんなもんがあるホテルもあんまり無かろうて・・・東京はすごかとこですばい(ナニ人?)
さて、カーリーこと假屋崎さんのお花を見るのは初めての(゚Д゚)@謎。テレビで見る限りでは、
大きな作品で爆発系な感じ
と思ってたんですが、やっぱり
爆 発 系
でした(笑)
目黒雅叙園名物、百段階段の間ごとに作品が飾られているのですが、
木枠!!きわく!!からーりんぐ!!
り ゅ う ぼ く
枝枝えだー!!
なたまめっ!みどり!枯れた色!
あり得ない程デカイ菊、菊 きく!!
蘭!!
という印象でした。(どんなんだ)
なんかやたら枝物と木と流木が多かった気がする。もちろん、ちゃんと普通に見るような華道作品もあったし、結婚式場らしくブーケなんかもありましたけどね。
やっぱり芸術は爆発なんだな~と感心しながら見てきました。
竜宮城の異名を取る目黒雅叙園の部屋に負けないインパクトを出そうと思えばあそこまでやらないと花が死ぬっちゃー死ぬね。あれができるのは、確かにカーリーぐらいかもしれない。
1000円でカーリーと百段階段が見られればコストパフォーマンス的にはまあまあか?
さて、お着物の方。かなりビビリながらの入場。
いや、だって「展示販売」ですよ、お客さん(誰だよ)。奴らは「売る気満々」でいるわけですよ。小心者の(゚Д゚)@謎は洋服買うのだって店員から逃げながら買うやつですよ。着物の販売はえげつないと聞きますし・・・。
もっとも、無いものは無いので、店員に負けようがないのですが、やっぱり断るのには気力がいる。
でも、着物は肌に合わせてみないと似合う色目が分からない!!
というわけで、相当、心の中で握り拳を握りながら行ってきました。
でさ、入り口に「一竹辻が花」はないだろ~(爆)
1発目に着せて貰った辻が花が余りにも素敵で、後の着物をあまり羽織る気にならなかったんですよね。
ちょっといいかな~、ぐらいで勇気を出して「アレがいい」といえる程の物がなかった。
関西育ちだから関東向けの商品は感性に合わないのかな?とも思ったのですが、家に帰ってきて考えるに、やっぱりあの「一竹」が良すぎたのがいけなかったんだとおもいますた。
縮緬地に緑で、裾が青から緑へのグラデーションでその部分に花の絞り染めがされている着物だったんですが、見たときは「ふ~ん」だったのが着てみたら良かったんですよね~。
でも値段も素敵なんですよね~~
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
100万では買えません。着せてくれた店員さんも鼻から買えないのが分かってるのでセールストークも柔かったしね(苦笑)
一竹は地模様も素敵で、絞りを入れないで地模様に銀糸を入れたしゃれた着物を着せ付けてくれた店員さんがお召しだったんですが、そういうのも一竹は良かったんですよね。
一竹、ひとつは欲しいけど、どんなローンを組んでも保管管理にかかるお金を考えると目眩がしますな・・・。そして着付けが出来ないぞ!
ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
てことで、着せ替え人形は1回で済み、友人が着せ替え人形した挙げ句に断って切り上げるまでの攻防戦を見て
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
となり、「展示販売会」と言うものがいかなる物かお勉強させていただきました。
とりあえず、寒色系は着られるのが分かった(多分)
本当は、お食事券もついていたのですが、「1時間待てば・・・」ってことだったので待ってたんですが、1時間半で痺れ切らせて聞きに行ったら「まだ、混み合っておりまして・・・」とのたまったので断って帰ってきました。
まあ、待っているときに結婚披露宴の宴会芸で全身黒タイツのショッカーみたいな人達が居て面白かったので良しとしよう。
とおもってたら、会場を出てご飯を食べている最中に友人の携帯に
お食事ご用意できました
のお電話が・・・。
いるかボケー
キャンセルすらちゃんと出来ないんかお前んとこは!!
てなもんです。友人曰く、ご招待いただいた着物屋さんが主宰の催し物ではないので無理が利かないところもあるそうですが・・・。
大阪人の(゚Д゚)@謎ちゃんはそこじゃもう買わないよ。
(買う気もないくせに言うなってか)
でも、そういう気にもなっちゃうわよね~。
いや、買ってないから飯まで食うのも虫のいい話だから食べられなかったこと自体は別にいいのよ。
食べさせる気がないのなら初めから断れ。食べさせる気があっても時間的にかかるなら2時間とか3時間とか言ってくれ、諦めるから。女の1時間なんか話してりゃすぐだから待っちゃうじゃないのよ。一人だったら帰るけどさ。
でもまあ、私的には楽しかったです♪
タダでカーリーのお花見て一竹羽織らせて貰って、加賀友禅の作家さんとお話しできたら十分十分十二分。
あ~、でもあんな素敵な一竹をずらっと見せられたら欲しくなるよなぁ~。
帯も上品だった~。一竹が抜群に品があった。うん。
どっかに乗れる玉の輿は落ちてないかしら~~(落ち着く先はそこか)