さんざん、今回のエリザベート役について悪い評価をしているので、ここはポジティブに良い面を探してみようと思います。
学年が下で新公主演も経験がない上に他組へ乗り込んでのタイトルロールという、通常ではあり得ないぐらいのプレッシャーの中で、最後まで最低限の出来とはいえやってのける根性は素晴らしいと思います。
真ん中の経験がないのにタイトルロールですからね。
存在感や場を制する力にかけるのはしょうがないでしょうね。それが出来たら、ある意味とんでもない化け物ですよ。普通以上天才以下と言ったところでしょうか。
そして、意外と少女時代は生き生きしていていいんですよね。もちろん、台詞も所作もお転婆娘だから表現しやすい、と言うことはあるでしょうけど。
あとは・・・やはりドレス姿が遠目に映える事でしょうか。スタイルばっちりですからね~。
この素晴らしいドレス姿に、シシィの力強さが出れば最高なのになぁ~。
本人は凄く頑張ってると思うんですよね。
これが応援している組の娘役、もしくは男役であればもう少し暖かい目で見られるんだと思います。ところが、「オーディションで選ばれた他組からの特出」となると、それこそ「世紀の天才」「100年に一人の大スター」並の出来じゃないと納得して貰えないんじゃないかと思います。
それだけのハンディを背負いながら頑張っている点については賞賛に値すると思いますね。
というわけで、前向きに良い面を考えてみましたが・・・やっぱり苦言が混じるなぁ(苦笑)