とある日、近所の梅の名所を通りかかったときのこと。
小学生低学年と思わしきお嬢ちゃんと坊ちゃんとお父さんの3人連れが歩いておりました。
若干はしゃぎ気味のお嬢ちゃんがひとりでしゃべります。
「白い花はねー、サクランボが成る花なんだよ!あの花も白い!」
それを聞いたお父さんが答えました。
「あの花は違うよ」
「じゃあ、何が成るの?」
若干ふてくされ気味にお嬢ちゃんが聞きました。そこでお父さん、ちょっとの間の後に答えました。
「梅干しが成る木」
Σ(・ω・ノ)ノ!
お嬢ちゃんと坊ちゃんは特に突っ込まず、親子は梅干しの成る木を見に名所へと消えていきましたとさ。