いわゆる「ゲキシネ」と言うヤツを見てきました。
なんかのテレビ番組で、ゲキシネはCG効果を足したりしているようなことを見たので、CG使いまくりなのかと思ったら、それ程ではありませんでしたね。
五右衛門ロックは以前生舞台で見ていたので、つい、生と比べてしまうのですが、やはり生には勝てないと思いました。
友人には「生と比べるな!!」と突っ込まれましたが、そりゃ比べますよね・・・見ちゃったんだもん、生舞台。
しかし、良い舞台は映像になっても良いです。
生には勝てなくても、十分楽しめる映像作品になっていました。
カメラアングルもなかなか憎いアングルで撮ってあって、生観劇では見られない角度で見られるのが映像ならではで良かったです。
あと、味のある脇役陣もアップになってる率が高くて、「あ、こんな良い役者さんがいたんだ!」と新しい発見もありました。
欠点ですが、北大路欣也とホッタル族が沈んでいくシーンが変なCG効果を入れてあって、生舞台で見た幻想的で涙があふれてくる滅びの美しさが損なわれているのが大きなマイナスでした。
劇団☆新感線はチケットが手に入りにくいので、このクオリティで見られるならとても嬉しいです。欲を言えばもう少し値段を下げて欲しいですが。映画と同じ値段にはならんかいのぉ・・・。
宝塚でも雪組のショーでゲキシネやりましたが、ちょっと新感線見習えと。
そんなに奇をてらわなくても、いい舞台は良い映像になるのだから。
そう、思いましたね。
あー、他の劇団☆新感線のゲキ×シネを見たくなってしまった~~~~。
良い試みだと思います、ゲキ×シネ。
人気でチケット難だった公演はぜひ、ゲキシネをやって欲しいですね。
生舞台の感想はこちら↓
http://nazon.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/rx_0b36.html