友人に勧められて観ました、「カラマーゾフの兄弟」。
噂には聞いていましたが、素晴らしいですね。
ぜひ、生舞台で観てみたかったと後悔するほどのいい出来でした。
脚本演出が良いのはもちろんのこと、その上に役者(生徒ではなく、あえて役者)ひとりひとりの持てる力量を余すことなくぶつけ合った結果、素晴らしい舞台が出来上がっているのがDVDを通しても良く分かりました。
カラマーゾフ家の兄弟すべてがいい演技だし、オヤジの反吐が出るほどのあくどさが最高でした。
そして、気に入ったのが白羽ゆりの娼婦役。
お姫様がお似合いだとばっかり思っていたのに、意外や意外、汚れてあばずれた、けれど根本は柔らかで綺麗な心を持った娼婦の役がはまっていました。
再演するなら、白羽ゆりばりの美人なのにあばずれの演技が似合う娘役でないと嫌ですね。そう思わせるぐらいはまっていました。
また、音楽も素晴らしい。
耳に残る主題歌を始めとして、良い音楽でした。
見応えのあるミュージカルです。これは本当に素晴らしい!!
見る機会がありましたら、DVDでも良いのでぜひ一見してください。
友人が熱を入れて勧めてくれた理由が分かりました。
あまり、DVDの感想をここに書くことはしないのですが、これは本当に良かったので記事にしました。
本当にいい作品です。